検索窓
今日:5 hit、昨日:15 hit、合計:27,358 hit

合格 ページ33

ー火影室ー

シズネ
「どうします?綱手様」

二人はリサの契約主について話していた

ツナデ
「そうだなぁ…。欲のない、同年代の男だろ?
ネジ、シカマル、シノ辺りが妥当だろうな」

シズネ
「それなら、ネジはどうでしょう。
さっきの報告だと、
比較的連携もよかったみたいですし」

ツナデ
「確かに、いきなり知らないやつと
契約させるより、その方が安心かもな。

いっそ、本人に決めさせるか…」


トントン

ツナデ
「入れ」


「失礼します」

ツナデ
「ん?お前は…」


入ってきたのはネジだった


ツナデ
「何の用だ?」

ネジ
「リサの契約についてです。
…俺に、契約を結ばせてもらえませんか?」


二人が顔を見合わせる

《自分から志願するような人ではなく》

その言葉は、ネジも聞いていたはずだ

それなのに、なぜ?

ツナデ
「なんでまた…?」


候補としては最有力だったため、
思い切り切り捨てるわけにもいかない
一応理由を訊く


理由次第では、残る二人のどちらかに
契約を結んでもらうことになる


ネジ
「リサが、
前までの俺とよく似ているからです。
自身の運命を悲観し、自ら籠の中に閉じ籠る
気持ちを、俺はよく知っています。
それが、どんな悲惨な結果を生むのかも」


中忍試験のときのことを、
綱手もシズネも知らない

しかし、ネジの表情や声色から、
感じるものが有ったのだろう

理由を訊いても、追い返すことはなかった


ツナデ
「リサは、志願する人とは契約しないと
言っていた。それは、お前も聴いていただろう?」


ネジ
「それでも、何も行動しないより、
行動して駄目だった方がマシです。
もし認められないのなら、
大人しく引き下がります」


ツナデ
「そうか…









合格だ!」


シズネ
「いいんですか!?綱手様!」

ツナデ
「もともと、こいつは候補の中では最有力だ。
それに、私利私欲の為でもなさそうだ。
問題ないだろう」


ネジ
「では…」


ツナデ
「ああ、契約はお前と結ばせる。
そうと決まれば、早速リサに伝えに行くぞ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(作者)
ロック・リーが主役のものを観てから
ネジのキャラがわかりません

次回も見てね

情報収集2→←すれ違い2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:ナルト , 日向ネジ , オリジナルストーリー   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じょうろ | 作成日時:2020年1月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。