ただ推しを弱らせたいだけの小説《あんスタ》 (ページ8)

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朔間凛月の体調不良ページ8

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*＊*＊*＊

凛月「……」

吐き気がすごいする。

本当、すごい…なんか、オエって。
はぁ…吐き気のせいで語彙力無くなったんだけど…

太陽がバンバンに出てるからだ…灰になる…もう語彙力戻ってこい…

取り敢えず、保健室にでも行ったほうがいいかな…？

ああいやでも、まーくんとか…兄者が心配して来そうだなぁ
それはうざい…まーくんはいいけど兄者は駄目だ、うるさいが過ぎる。

ちょっと喋ったら吐きそう…いやそれは無いか。
ううぅ辛い～もういっそのこと吐きたい～……

「ーー？」

「ー月～？」

真緒「りっちゃーん？」

凛月「んん…まーくん、何」

真緒「いや、次移動教室だから…忘れんな」

溜め息をついてまーくんは俺の頭をポンと叩く。
嬉しいけどさ、今はちょっとやめて。口から出る。

凛月「サボる～おやすみ～」

まーくんに手を振って教室から出て行く。
今日に限ってなんで教室の冷房壊れてんだよこのやろ～…
やばい…暑いは気持ち悪いわで死ぬ…

熱中症かなぁ…

…ねーちゅーしようー……

しょうもねぇぇええ…

え、あっ、やばい

バランスを崩した

倒れ、そ

え、待って階段から落ちるよ！？

落ちた弾みで吐くよ！？？

真緒「うぉぉああ！？りぃぃっちゃぁああん！！」

階段に落ちたはずの体が、暖かいものに包まれた。
その瞬間安心したのか、意識が遠のいていくのを感じる

凛月「まー…くん」

▽

凛月「んん……ん？」

真緒「！凛月！」

安心したような顔のまーくんが俺を見て俺のおでこに触る

真緒「んー…まだ熱いな？凛月！どうして言ってくれなかったんだよ」

凛月「それは…ゴホッゴホ」

真緒「ぉぉお、ごめんな！？」

「凛ぃぃぃいいいい月ぅぅう！！お兄ちゃんが助けに来たぜぇぇえ！！！」

凛月「うざいうるさいしね」

零「遅れてすまねぇ！凛月！大丈夫か！？」

凛月「よんでない、ゲホ、ゴホッゴホッ」

凛月「や、吐く」

急な吐き気が俺に襲いかかる…声出し過ぎた、やばい

真緒「凛月！」

まーくんが吐くようの籠を俺に渡す。ちゃんとビニール袋も入ってる、こんなの保健室にあったんだ？うるさい人(兄者)は背中をさすってくれている

凛月「おえっ、ゲホ、うぇ…っ…ゲホ、ゴホッ」

零「よーちよちよち～？」

凛月「しね」

凛月「……まぁ、ありがとう」

すると兄者とまーくんが俺を抱きしめた。

兄者は殴った。
まーくんには抱きしめ返した☆