ただ推しを弱らせたいだけの小説《あんスタ》 (ページ1)

今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:12,359 hit

日々樹渉の体調不良ページ1

*＊*＊*＊

日々樹渉side

授業が終わってから身体が怠い。

これは一体なんでしょうね☆初めてですねぇ…☆

とはいえ怠いだけ。演劇部の活動には参加しないと。

そして保健室には行かずに、演劇部へ向かう。

渉『ゲホッゲホ』

だんだん咳き込むようになっていく。

ですが休む訳には行きませんよ。友也くんと北斗くんが待っているのでね…☆

そしていつものように演劇部の天井から登場する。

渉『あっめいじんgゴホッゲホ』

大声を出そうとしたらまた咳き込む。

友也「変態仮面！？大丈夫か！？」

北斗「どうした部長」

北斗くんと友也くんが私の方へと駆け寄る。

渉『優しいですねぇ☆そんなに心配してくれるんですか私のこと…☆』

友也&北斗「「してない」」

即答ですね。

渉『シクシク、悲しいですよ…！』

蹲み込んで泣いた演技をする。

北斗「部長、早く次の公演の練習がしたい」

渉『あっはい』

立ち上がろうとした

のに、

立ち上がれない。

友也「…？」

急に身体に力が入らなくなった。

どうしましょう。まさか熱とか？？いやいやまさか。

さっきから怠いし、咳き込むし、身体に力が入らない……

あっは、熱ですね☆

幼い頃からずっと熱になったことは無いんですよね…

渉『ゴホッゴホッゲホッ…』

北斗「部長！」

友也「変態仮面？」

北斗「立てれるか？部長」

北斗くんが私に手を差し伸べる。

渉『コホッ……』

北斗くんの手を借りて立とうとするが無理だった

だんだん辛くなってくる。

渉『ッゲホ、ゲホッゲホ』

私は首を横に振った。

北斗「…そうか、すまない部長」

急に謝ってどうしたのかと思ったら

北斗くんは私を姫抱きした。

渉『……ホア！？』