54話 ページ13
「何をしてもらおうかな。いつもできないことがいいが…」
そう言って考える赤司君はなんだか嬉しそうだ。
なんて意地悪な人なんだ、と思う反面、友達を普段家に入れないからこうして楽しそうにしている赤司を見ているとどうでもよくなってしまう。
と言っても私も友達の家に来るのもはじめてなのだが。
トントン
「失礼します」
扉の方を見ると執事さんが立っていた。
「お食事のお時間です。どうぞ、リビングへ」
「あぁわかった。すぐ行く」
『わざわざありがとうございます』
そう言うと執事さんはペコリとお辞儀をし部屋を出ていった。
「やってもらうことはまた夜考えよう」
『え？夜で、』
「早くリビングへ行こう」
話を遮られる。
夜とはどういうことでしょうか。
そう思いながら、私はベッドから降りた。
赤司君の方に目をやると、私の方に手を伸ばしていた。
『？』
「…」
手を繋げということでしょうか。
『私、迷子にならないので大丈夫ですよ？』
そう言うと赤司君はそっぽを向く。
「ん」
これはまた質問すると拒否権がない、と言うのでしょうか。
私はギュッと赤司君の手を握る。
「、じゃあ行こうか」
赤司君の顔が赤かったのはきっと、窓から指す夕陽のせい。
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Ai - 莉弥さん» ありがとうございます！！良き作品なんて…(ﾟﾛﾟ)更新頑張ります！ (2016年10月14日 7時) (
レス) id: 4b0ec96593 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - ﾊｧｯ…何て良き作品…(泣)
更新まってます！！ (2016年10月14日 1時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 明日香さん» コメントありがとうございます！！なるべく早く更新しますね！更新頑張ります！！ (2016年9月10日 21時) (レス) id: ca0ec5f260 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - とても面白かったです♪続きが気になります。更新頑張って下さい_(._.)_応援してます(^-^ゞ (2016年9月10日 19時) (レス) id: a56b4ade72 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 桜吹雪さん» コメントありがとうございます！！そんなこと思っていただけるなんて…すごく嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2016年9月1日 19時) (レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年8月20日 13時
