41話 ページ45
「起立！礼！」
「「「「さようなら」」」」
私はさようならの号令が終わると鞄を持って急いで教室を出た。
今日は秋さんが帰って来ないので夜ご飯は自分で作らなくてはいけない。
別に料理は嫌ではないのですが…
秋さんのごはんはとても美味しいので自分の作ったごはんに満足出できるか心配です。
「A」
『あ、こんにちは。赤司君』
教室を出てすぐのところで赤司君に声をかけられた。
「今日、部活に来ないか？」
『今日ですか？』
私は夜ご飯の事を思い出した。
『すいません。
今日は母が出掛けていて、夜ご飯を作らなくては行けないので無理です』
「そうか…じゃあいい考えがある」
『はい？』
「僕も何ヵ月か親が出張で居なくてね。
僕の家で夜ご飯を食べないか？」
そう言うと赤司君はニコッと笑う。
『いえ、それは迷惑なので』
「迷惑じゃないよ」
なかなか赤司君もおれてくれません。
『食材費がかかります』
「そんなことないよ」
『私、夜ご飯を食べたあとはすごく眠くなるんです』
「そうしたら僕の家に泊まればいい」
数分間、赤司君と話したあとに私は言った。
『じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔させていただきます』
「あぁ」
そう言うと赤司君は腕を掴んで歩き出す。
今日は何回手を引かれるのでしょう。
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Ai - 床林檎@超高校級の???さん» 感想ありがとうございます！！本当に嬉しいです！注意まで…！本当に本当にありがとうございます！初めてお話しを作って、初めてのコメントなので嬉しいです！長文ごめんなさい！ (2016年8月21日 22時) (
レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
床林檎@超高校級の???(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ただ8話に誤字がありましたよ！『紙』が『髪』になってました！ (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3b367a7438 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年5月11日 23時
