31話 ページ35
そのまま流れで3人で学校に向かう。
「でね！でね！」
「さつきうっせーよ」
「大ちゃんうるさい！」
また口喧嘩が始まった。
二人は一体、１日に何回喧嘩するのでしょうか。
『喧嘩するほど仲がいい。ってことですね』
「「違う！！」」
ハモる二人に説得力はなかった。
「私、Aちゃんと仲良くなりたい！
じゃあAちゃん喧嘩しよう！」
「なんでそうなんだよ！」
『そういう意味ではないですよ。桃井さん。』
そういうと桃井さんはうつむいた。
しかし、数秒後桃井さんは「あっ」と何かにきづいたのかのように声を出した。
『どうしたんですか？』
「どうしよう…今日日直だった…」
日直はみんなより早く学校に行き、8時前に日誌を取りに行ったり黒板に日付を書いたりと以外とめんどくさい。
『走ればまだ間に合いますよ。』
「大ちゃんとAちゃんが一緒に学校行くなんて…！
ずるいー！！」
「とりあえず早く行けよ…」
青峰君のその言葉に桃井さんは「分かってますよー！」と言って走って行ってしまった。
『「…」』
これは一緒に行っている意味があるのでしょうか。
そう思っていると青峰君が口を開いた。
「あのさ、」
『はい』
「さつきってバスケ部のマネージャーじゃん。
だから、自分で言うのもあれだけどバスケ部の特に一軍のメンバーは結構モテんだよ」
『はい』
これは自慢話でしょうか。
「そのせいであまりさつきには女友達が居ねーんだ。だから…」
『何故、バスケ部のマネージャーだからって友達が居ないんですか？』
「だから、モテるか、」
『それってただ嫉妬しているだけですよね。私、そういうの嫌いです』
私が言うと青峰君は笑った。
「ほんとだよな」
何故笑っているのでしょう。
そう思っているともう学校は目の前だった。
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Ai - 床林檎@超高校級の???さん» 感想ありがとうございます！！本当に嬉しいです！注意まで…！本当に本当にありがとうございます！初めてお話しを作って、初めてのコメントなので嬉しいです！長文ごめんなさい！ (2016年8月21日 22時) (
レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
床林檎@超高校級の???(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ただ8話に誤字がありましたよ！『紙』が『髪』になってました！ (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3b367a7438 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年5月11日 23時
