26話 ページ30
「じゃあ帰ろうか」
少し話した後に赤司君はベッドの椅子から立ち上がり言った。
『はい。そうですね』
いつの間にか6時半を過ぎていて、少し暗くなっている。
春といっても日がおちるのはまだ早い。
早く帰りましょう。
そう思いベッドから出て立ち上がる。
…
足首が痛いです。
倒れたときに捻ったのでしょうか。
立つのがやっとみたいで歩くのは大変そうだ。
これを知ったら赤司君は…
目を見開いて驚いている姿が目に浮かぶ。
きっと、「大丈夫か？！」と心配してくれます。
「？どうしたんだい？」
立ったままジッとしていたので心配されてしまった。
赤司君は不思議そうに私の顔を見る。
『いえ、何でもないです』
そう言うと赤司君は「そうか」といい私の前に来た。
「足を痛めたんだろ？つかまるか？」
恐るべしです。
赤司君。
どうしてわかったのでしょう。
そう思ったけどもうどうでもよくなって、赤司君がさしのべた手を握った。
赤司君だから人の心を読めるのでしょう。
とかあり得ないことを考えていた。
『あの、』
「なんだい？」
『できたら、手を繋ぐのではなく肩をおかりしたいです』
「あ、そうなのか…？」
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Ai - 床林檎@超高校級の???さん» 感想ありがとうございます！！本当に嬉しいです！注意まで…！本当に本当にありがとうございます！初めてお話しを作って、初めてのコメントなので嬉しいです！長文ごめんなさい！ (2016年8月21日 22時) (
レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
床林檎@超高校級の???(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ただ8話に誤字がありましたよ！『紙』が『髪』になってました！ (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3b367a7438 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年5月11日 23時
