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23話 ページ27
ドッドッと心拍数があがるのが自分でもわかる。
足が根っこになった感じでそこから動けない。
こわい。
こわい。
こわい。
頭にはその単語しか出てこない。
お母さんはいつもその目で私を見て殴った。
その目はいつも笑っていなくて冷たかった。
冷や汗が背中を伝う。
せっかく少し忘れていたのに。
忘れようとしていたのに。
結局、どんなにあの人から目を背けたって、忘れようとしたって、私はあの人の子供だから、
『…助けて…』
思い出してしまうんだ。
バタン
気づいたら廊下に倒れていて。
赤司君が必死に私を呼ぶ。
少し見える視界の奥であの人が笑ったような顔が見えた気がした。
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Ai - 床林檎@超高校級の???さん» 感想ありがとうございます！！本当に嬉しいです！注意まで…！本当に本当にありがとうございます！初めてお話しを作って、初めてのコメントなので嬉しいです！長文ごめんなさい！ (2016年8月21日 22時) (
レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
床林檎@超高校級の???(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ただ8話に誤字がありましたよ！『紙』が『髪』になってました！ (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3b367a7438 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年5月11日 23時
