大川家の女【弐】 (ページ37)

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床下には何が？の段① ページ37

(夢主side)

「「「「「あはははっ！！」」」」」

『ええっと…』

緊張感がまるで無い…

満腹になった子どもたちは、家の中を走り回って遊んだり、じゃれ合ったり、ごろ寝をしたりして
ゆったりと夜を過ごしている…

山田「さあさあ！！さっさと寝ちまえ！！」

「「「「「はーい！」」」」」

寝ていいのか…？こんな状況で…汗

きり「布団は無いからごろ寝だぞー！」

土井「待てきり丸！なんで布団が無いんだ！？」

きり「いやあーｗはっはっはっｗｗ」

怪しげな笑いだな…

虎若「あっ！」

乱太「どうしたの虎若？」

虎若「梁の上に何かがいるー！」

梁の上には…

夢主＆英正『「っ！！」』

山田「チッ！！」

利吉「くっ！！」

ドクタケ忍者が潜んでいた。

「「「「「なになにー？」」」」」

雷鬼「ん？あっ！！」

「「「「「あーっ！！ドクタケ忍者だーっ！！」」」」」

英正「こらこら…指差す暇はないよ…」

雷鬼「な、なんだよ！！こっち見るなよ！！あっち見ろっ！！」

「「「「「ん？」」」」」

みんな…言葉に惑わされちゃった…

子どもたちは、示された方向に視線を向けてしまった。

雷鬼「この隙に…」

「シュタッ！！」

雷鬼「すたこらサッサ！」

英正「あーあ、逃げられた」

「「「「「あっ！！逃げた！！」」」」」

庄左「追うんだあああ！！」

利吉「待てっ！！追うのは危険だ！！」

「「「「「えー！！」」」」」

山田「いや、追わせよう！」

利吉「えっ！？」

庄左「改めて！！追うんだ！！」

「「「「「よーし！！」」」」」

「「「「「「タタタタタタッ！！」」」」」

山田「利吉、忍たまたちを頼むぞ！！」

利吉「何で私が(;'∀')」

山田「ひで！A！他にもドクササコ忍者が潜んでいるはずだ！頼む！その後は作戦通りに！」

英正「承知しましたぁ～♪…作戦ってなぁに？」

『はっ！！』

呑気だな英正は(^▽^;)

私たちはそれぞれ、割り当てられた敵の処理にあたることになった。

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「「しゅたたたたたたたっ…」」

『ヒデ』

英正「うん。そこにいるのは分かっている！！！姿を見せろ！！！」

『サンコタケ忍者とドクササコ…』

チャミダレアミタケの敵の城から

ことごとく敵視されてんな。

男①「忍術学園にこんな男がいるとは知らんぞ？」

男②「ふんっ！！まだガキじゃねーかよ。つまんねーな。」

男③「かかれええええ!!」

「「「「「やああああああああ!!」」」」」

英正「ふふっｗ」

「ドッカーン!!」

『え…』