検索窓
今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:40,469 hit

ページ24

A「〜〜〜ッ!」

↑全部聞いてた人

お茶を入れて来たので、部屋に戻ろうとしたらさ、「扶桑先輩が〜」とかって声が聞こえたからさ、隠れて聞いてたわけよ。そしたらそんなこと話してると思わないじゃんか!
うちの後輩最高。5年生最高。1年生も最高。可愛い。愛してる。委員長は感動の涙が止まりません。


小平太「A、何をやってるんだ?」

A「うちの後輩が可愛くて泣いてる。」

私が隠れながら泣いてたら、たまたま通りかかったらしい小平太に声をかけられた。

小平太「?そうか。それより、そんなことしてたらそのお茶、冷めてしまうのではないか?」

あっ、忘れてた。
入れた時は白い湯気がたっていたはずのお茶は、すっかりぬるくなっているようで、湯気は全くたっていない。
そうだそうだ私はお茶を入れに外に出たんだった。後輩の可愛さに浸るためじゃない。

小平太「では、私はこれから竹谷たちとバレーをする予定なのだ!またな!」

小平太はそう言いきると同時に向こうへと走り去ってしまった。
小平太とバレーとか、竹谷ご愁傷さま。さて、そろそろ私も委員会に戻らなくては。



A「ただいまー。」

庄左ヱ門「お茶ありがとうございます。配るのは僕たちがやるんでいいですよ。」

彦四郎「先輩は座っててください!」

はぁ、可愛い。愛してるぞお前ら。

勘右衛門「先輩あざーす。」

三郎「ご苦労さまでーす。」

君たちはなんなんだ。三郎はなぜ上から目線。君何もしてないよ。まぁ、さっきのが可愛かったから許す。



三郎「先輩なにニヤついてんですか?怖いですよ。」

A「えー、そりゃさ、後輩があんな可愛いこと言ってたら嬉しいじゃん。」


三郎「……え。」

勘右衛門「もしかして、全部聞いていらっしゃった……?」

A「うん、いらっしゃった。」

私がそう言いカミングアウトすると、5年生2人は固まってしまった。うん、なんかごめん。




結論:うちの後輩たち可愛い。

文子さんの補習 の段→←。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
138人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ベアちん(プロフ) - たうふ★さん» コメントありがとうございます。そのお話私も描きたいなーって思ってたんです!!リクエストは順番に消化してくのでちょっと時間がかかると思うんですが、楽しみにしていてください! (2021年11月2日 23時) (レス) id: e1de9352a4 (このIDを非表示/違反報告)
たうふ★(プロフ) - はじめまして!リクエスト失礼します!夢主ちゃんが拐われて、仙蔵がボロボロになりながらも夢主を助ける(語彙力)というお話が見たいです! (2021年11月2日 20時) (レス) id: 875905f17e (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 久々の更新だ〜!待ってました!学園長…思い付きをやめてもらいたい…! (2021年10月26日 23時) (レス) @page46 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 私のコメントありがたい!←調子に乗るな(^言^)これから、たくさんコメントしますね! (2021年10月12日 20時) (レス) @page45 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
ベアちん(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます。リクエスト大歓迎です!心得ました!少々遅くなるかもしれませんが気長にお待ちくだせえ…。 (2021年10月12日 7時) (レス) id: e1de9352a4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ベアちん | 作成日時:2021年7月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。