マフィアの双黒と殺し屋ヒーローになる

10話 ページ11

今日は入学式だけだからだいぶ楽だな…


えーと…私の席はっと…


そこか…


隣の人は…


心操？


心操「…よろしく」


『こちらこそよろしくね心操…』


心操「…なんで狐のお面？個性が関係してるのか？」


『違うよ』


私はそう答えた。


『私は自分が嫌いなんだ…私の個性は天使の涙と紅桜……紅桜の異能(個性)のせいで恩人を殺された…』


心操「…なんか悪いな…」


『別にいいんだ……オッドアイだから隠してる…それで前気持ちがられてね…』


私はそう言った。


『心操の個性は？』


心操「…洗脳…俺も自分の個性好きじゃねぇよ…どちらかと言うとヒーローよりヴィラン向きだろ？」


え？


『…そんなことないと思うケド……上手く使えばヒーローになれるかもしれないじゃん！！』


心操「……」



『あ、入学式始まるぞ！』

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