見てしまった【弱井】 ページ9
放課後。
今日は部活が無いからカラ松と一緒に帰るんだ〜!
・・・あれ、チョロ松くん?
どうしたんだろう。あっちは非常階段なのに………。
私は少しの好奇心から、チョロ松くんの後をつけてみた。
・
「好き………っあたしと、付き合ってくれないかな…っ!!」
それが、まさかこんなことになるなんて。
私は壁に体重をかけて空中を見上げる。
どうしよう、心臓がすごくうるさいし、息もうまく出来ない。
それに、答えも聞いてないのにもう涙が溢れそうになってる。
「・・・松野?」
なんで、わたしっていつもこうなんだろう。
1人じゃ何にも出来ない馬鹿で、それでも周りに迷惑をかけちゃう。
こんなんだから、いつも、いつも…………
「………俺、おそ松でしたっ!!お熱い告白ありがとっ!!
いやぁチョロちゃんモテるねぇ羨ましいねぇ」
・・・え?
おそ松くん?何でチョロ松くんの格好して・・・。
「・・・あんた、松野の……」
「てか好きなのに見分けられないとか無いかな、うん。その時点で大分無理だと思うわ〜
どんまいどんまい、次もあるって、な☆」
「っふざけんな!!」
バッチィィイインッッ!!
おそ松くん?にその人は思いっきりビンタした音が響き渡る。
私は不安になって、おそ松くんの元へ駆け寄る。
・・・!!、やっぱり。
「・・・大丈夫??チョロ松くん」
「………!!」
やっぱり、チョロ松くんだった。
顔を見れば分かる。私の大好きな人の顔、見間違えるわけないよ。
「・・・は、え………松野?」
「…………あー、そうだよチョロ松。
せっかく長男に恨み持たせて退学させようと思ったのに……」
女の子はすごい青ざめた顔で、チョロ松くんの元へ寄る。
私は邪魔かなと思って離れようとしたらチョロ松くんに止められた。
「何で、嘘ついたの………」
「さっき言ったよね?
兄弟と区別がつかない奴と、付き合いたくないんだよ」
・
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あいせくん (7)(プロフ) - 久しぶりに見に来て見たのですが、もう完結で更新しないのですか? (2018年9月23日 2時) (レス) id: dce9f1df8b (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 書くの楽しそうですね。みんな語弊力有りすぎやんけ,, (2017年7月12日 20時) (レス) id: 80f0d249a9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - そうですか! (2017年6月21日 0時) (レス) id: 71ab46e481 (このIDを非表示/違反報告)
闇月ゆう(プロフ) - いちごさん» 自由に書いて大丈夫ですよ〜 (2017年6月20日 7時) (レス) id: 09e6a7cc2a (このIDを非表示/違反報告)
弱井(プロフ) - う、わ………書いてたら消えたね………ww、まぁしょうがないか……… (2017年6月9日 23時) (レス) id: 156be97d0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三男girl増やそうぜ委員会 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mariarosem1/
作成日時:2017年4月17日 21時