三男girl増やそうぜ委員会！リレー小説！【おそ松さん】

気になるあの子 【チョロ松side】【弱井】 ページ7

チョロ松side





僕達の間では、変な空気が漂っていた。




僕的には冗談で言ったつもりだったんだけど、Aの顔がすごい真っ赤で反応に困るというか。





「あ、え、ええっと、ち、違うんですっ！！……いや違くない、けど……うぅ」





Aの顔はさらに赤くなり、目は潤んでいた。




……可愛いなぁ。





・・・僕に向けられたその視線が。




すごい嬉しくて、すごい恥ずかしくて、………ちょっといじめたくなる。





「・・・ふふ、何が違うの？ねぇ？おそ松兄さん」




「ん？……そうだよねぇ〜【具体的に】何が違うのか教えてほしいよねぇ〜？？」




「お、おそ松くんまでっ……うぅ……ひどいよ……」






さすが僕の相棒。僕の考えてることなんかお見通しだね。




Aは手で真っ赤な顔を隠して、観念したように喋り出す。





「ご、ごめんなさいっ……チョロ松くんと、おそ松くんが楽しそうにお話してて、



楽しそうだなぁ、と思って…………」





「へぇ〜、結局嘘ついてたんだぁ〜？それっていけないことじゃないの？」




「おそ松兄さん言い過ぎだっつーの。・・・え、A？」






「っごめんなさい！」






彼女は顔を隠したまま、廊下を走っていく。




・・・廊下走るなって、朝言わなかったっけなぁ。





と思っていたら、突然立ち止まって。




早歩きで彼女のクラスへ戻っていった。






…………Aっていじりがいがあって、嘘がつけなくて、真面目。







「Aって面白い子だよね」





「うっわ〜、お前それ本人の前で言ってやれよ」




「え？やだよ。………さっき嘘ついたからね」







・

これ、おそ松いるんですよね？いなかったら編集します…！！

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