15話前半「敵向かってます」 ページ42
・森の奥・
〜風になった気分と言いたいけどクソ早すぎて前が見えない〜
ホ「Aさん」
貴「何ぃ!?」
ホ「もう少しで着くのでしっかり掴まってて下さいね?」
貴「分かった!」
〜凄いスピードでホック君走ってるのに落ち着いた声だ〜
〜心配してくれてるのかさっきからちょこちょここちらを見てくる〜
〜でも今ホック君本物の狐になってるから〜
〜どんな顔で私を見てるのか全然わからない〜
〜と、色々思ってると後ろから敵が来た〜
兵士1「見つけた!」
兵士2「捕まえろ!」
サキュバス「あら?裏切り者がもう一人♪」
〜サキュバスさんが魔法か何かを出して〜
〜ホック君の足を攻撃した〜
ホ「っ!」
貴「わっ!」
〜不意打ちだったからホック君は思わずコケてしまった〜
〜私はすぐに立ち上がるとホック君は人間の姿に戻っていた〜
〜ホック君の足は酷い怪我を負っている〜
貴「ホック君...!」
ホ「逃げて下さい!」
貴「でも!」
ホ「はやく!」
ホ「お願いだから貴方を...!」
ホ「初恋の人を失いたくないんです!」
〜胸がチクリを針を刺された気分になった〜
〜ホック君の目は本気だこんな所で足を引っ張ったら〜
〜怒られてしまう。嫌々ながらも私は走った〜
サ「Aちゃん?逃がさないわよ♪」
貴「っ!?」
〜後ろを向きたくても怖くて向けない〜
ホ「貴方の相手は俺ですサキュバスさん!」
サ「チッ...いいわよ?少しだけ遊んであげる」
〜後ろで凄い音がする。聞きたくもない音がする〜
..
...
・暗闇の森・
貴「ここどこ...?」
〜息が上がって大分疲れたけどまさかの迷子(?)〜
貴「ホック君大丈夫かな...」
?「Aさん...」
貴「?!!」
〜右を見たらまさかのネイ君がいた〜
ネ「ごめん...びっくりした...よね」
貴「だ、大丈夫!」
ネ「そう...」
ネ「それより行こうか...はやく」
貴「うん...!」
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キリ(6人格) | 作成日時:2017年8月17日 14時