15話後半「いってらっしゃい」 ページ43
ネ「そっかもう敵がそこまで...」
ネ「ちょっと怖かったでしょ...?」
貴「大分怖かった...」
〜優しく話してくれるネイ君はいつもと違うオーラを感じる〜
〜ここまで来たらすぐ近くらしいのでちょっと歩いている〜
ネ「うん...Aさんのそういう所、嫌いじゃないよ」
貴「あ、ありがとうございます?」
貴「ネイ君」
ネ「ん...?」
貴「『謎の穴』ってやつ、今どんな感じなの?」
ネ「んー...少し大きいけど願いは叶えなさそう」
貴「願い...?」
ネ「うん...帰りたい場所を願う。でも今の状態だと100%中42%ぐらいかも」
貴「ひ、低い...」
ネ「不安...?」
貴「うん...とても不安で怖いな...」
〜色々嫌な事や怖い事を考えていると〜
〜ネイ君は私の背中をそっとさすってくれた〜
〜蛇のハーフだからか、手が少し冷たい〜
ネ「じゃあ、おまじない...1つ教えてあげる...」
貴「おまじない...?」
ネ「もし、知らない世界に...来てしまったとしても」
ネ「そのまま前に...進んで?」
ネ「例え左とか...右とかあったとしても」
ネ「立入禁止と...書いてあっても前に進んで...ね?」
ネ「するとまた『謎の穴』が見つかるから」
貴「...分かった!」
ネ「あと、世界によってもしかしたら」
ネ「時間が狂っているかもしれないから気をつけて」
〜話し終わると、そこには私の身長より少し大きめの〜
〜吸い込まれそうなほどの真っ黒な穴があった〜
貴「ネイ君...」
ネ「大丈夫、君なら帰れる...」
貴「ありがとう、じゃあ...」
貴「バイバイ」
〜勇気を出して『謎の穴』に、私は落ちた〜
ネ「さよなら...」
..
...
?「久しいな?出来損ない執事が」
ネ「『ソニア』さん...」
ソ「今度こそお前を倒してやる」
ネ「そうしてくれれば嬉しいんですけど...」
ソ「そうしてやるよ?前の大好きなダメな姫の所へな!」
ネ「俺の姫様を侮辱するやつに俺を殺す価値はない...!」
残り10日
次回の予告Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)→←15話前半「敵向かってます」
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作者名:キリ(6人格) | 作成日時:2017年8月17日 14時