【文スト】アイシテル！【反応集】

▼貴方が自分の体を利用する敵に苦しんでいたら.2 ページ15

『(やだ……こんなことに利用されたくない！)』






中原中也
「そりゃァ善かったな。ところで、本物のAはどこにいる？」
その体が貴方の物だと分かった上で、怪我をさせない程度に身動きを取れないようにする
いつから、と焦る貴方に彼は笑いながら理由をサラサラと並べていく
しかし、彼の目はどこか笑っておらず、冷たいものだった。
「俺の女に化けようなんざ100年早えンだよ」




森鴎外
「今は虫の居所が悪いんだ、構わないでくれないかい。」
媚びを売る貴方に嫌気が差して貴方を拒絶する彼
しかし理由はそれだけじゃなく、早く貴方を元に戻す方法を見つけたいから
偽物の貴方に愛情を注ぐ時間なんてない。
「(嗚呼…私のA君が…)」




黒太宰
「君、Aじゃないでしょ。あの子はそんなに気持ち悪くない。」
出会った途端にそう言い放ち、彼は貴方に異能力を使う
敵もその速さに対応できずに乗っ取ることができなくなる
なんで直ぐ分かったの、と問いかける貴方に彼は鼻で笑った。
「君はあんなのより幾分か可愛げがあるだろう」




フョードル・ドストエフスキー
「ふふ、どこから入った鼠です？」
あのね、と先程起こった事を楽しそうに話す貴方へ向けられたのはそんな、楽しそうだがどこか冷たさのある言葉
なんの事、と首を傾げて誤魔化しても、彼の目は全てを見通すような瞳で貴方を見つめていました
貴方のような神のような尊い存在の体を乗っ取ったことを、一生後悔なさい
「おかえりなさい、Aさん。」




ニコライ・ゴーゴリ
「残念だけど、私は今の君には興味が湧かないんだ。」
じゃ！と元気そうに話す彼には裏がありそうで。
貴方も違和感を覚えるも、明日になったらなんとかなるかと放っておくことに
貴方は敵のことなんて知らなくていい。
「あ、Aちゃんおかえりーーー！！！」

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