4，気のせいじゃない ページ6
場所は変わり、ベンチに座っています。…2人用くらいの。
そして私は兄さんの上に座らされています…
A｢はぁ…｣
降りたいわ…
一星｢どうしたの？｣
普通に心配された。…あれ？これを見て何も感じないのかな？
なんて思っていると
フロイ｢それにしても、ヒカル本当に変わったねぇ〜｣
私のため息の原因が話し始めた←
一星｢そう…かな｣
A｢ねぇ…前はどんな感じだったの？｣
フロイ｢ミツルはヒカルよりツンツンしてるかな！｣
A｢ん？｣
ツンツン？
一星｢な…何言ってるの!?｣
フロイ｢だって事実なんだも〜ん｣
ごめん兄さんさっぱりわからない
A｢ヒカル、お兄さんどんな人だったの？｣
一星｢兄ちゃんはかっこよくて、優しい！それにサッカーだって上手だし！俺の自慢の兄ちゃんなんだ！｣(ｷﾗｷﾗ)
目がキラキラしてる…
A｢素敵なお兄さんなのね｣
一星｢うん！｣
いいなぁ〜
フロイ｢ねぇ！A、僕は！｣
兄さんの事？どう思ってるかって
A｢シスコン。あと…犬みたい｣
フロイ｢犬…嘘!?｣
あっシスコンは否定しないのね…
A｢というか、いい加減降ろして｣
フロイ｢えぇ〜転んじゃうかもよ〜｣
A｢そんな事ないし！｣
私をなんだと思ってるの
一星｢え…Aってそんなドジなの？｣
真剣な顔で聞かないで！
フロイ｢そうなんだよ〜小さい時とか特にね｣
A｢そっ…それは！｣
フロイ｢A、1人でサッカーしててさ、よく転んで怪我して帰ってきてたよ｣
一星｢1人で…？｣
あぁ〜もう！
A｢こっそり家から抜け出して、サッカーしてたの…その時たしか1度だけ声をかけられた。お前、ドジなんだなって｣
気のせいではないはず…だって初めて言われたもの
どんな子かは忘れてしまったけど…
フロイ｢やっぱドジじゃん！それに、兄さんによく怒られてたよね(ｸｽｯ｣
一星｢A、そんな事してたんだね(ｸｽｯ｣
A｢ちょっと…///笑わないでよ！｣
いつか、思い出せるといいな
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作者名：星那 | 作成日時：2019年7月26日 16時
