マイクを持つ、完璧少女

４韻 ページ6

鈴花愛sib
ふぅ〜。荷造り終わった〜〜。
楽『鈴花愛〜、お風呂入って〜。』
あっ。お姉様から呼ばれた！
鈴『はーい。』

〜inお風呂〜

ふぅ……荷造りって、結構大変なんだね。いつもお姉様やお兄様にやってもらっていたからな……今思えば、私ってお兄様やお姉様に甘えてばかりいるんじゃないかな？甘えすぎなんじゃないかな？頼ってばっかじゃないかな？頼りすぎじゃないかな？
鈴『……大丈夫かな？』
楽『どうしたの？鈴花愛。そんなに渋谷に行くのが不安なの？それなら私と一緒にいく？ていうか、私も一緒に引っ越す？一緒に暮らす？そうした方が良いんじゃないの？』
お、お姉様！！居たの！？し、知らなかった……ていうか、お姉様を心配させてしまった！！もう甘えたりはしない！
鈴『はい。大丈夫です。』
楽『そ、そう？なら良いんだけど………。』
お姉様は何食わぬ感じで脱衣室を出た。
何か、こんなに優しくされると思い出しちゃうんだよね………あの人のことを。
元気かな？まだ、私のこと、覚えているかな？まだ、私のこと、思ってくれているかな？今日は行けなくてごめんね。明日は必ず行くから。
あっ。あの人っていうのは、まだナイショ。いつか、きっといつか、話すときが来ると思うの。だからそのとき、絶対に話すから。
NEXT
〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜
こんばんは。作者のいちご めぐるです。
文字数余ったんで、今回出てきた“あの人”のことについて、少しお話を。まぁ、ヒント的な感じで思っていただければ幸いです。
今回出てきた“あの人”は、鈴花愛ちゃんの昔に関わる人なのです。だから、鈴花愛ちゃんの過去編とか作ると思うんで、何とぞ宜しくお願い致します。(o≧▽゜)o
以上作者のいちご めぐるからでした。

５韻 〜過去編〜→←3韻

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す