幻王様が人間界に降臨した様です

逆襲の蝉ファイナル 3 ページ39

Aside
アキノリ 「あぁ 朱雀に乗って行こう！ 降臨！幻獣 朱雀！」

朱雀 「朱雀 参上！」

ナツメ 「朱雀 ケースケが隣町の山で怪事件にあっているの」

A 「朱雀 そこに連れて行って！」

朱雀 「あぁ 我の背中に乗るがいい」

皆 「うん」

〜〜朱雀に乗り移動中〜〜

ナツメ 「ケースケ…」

A 「きっと無事だよ あ、いた！ケースケ …そばにいるのはジバニャン？」

ナツメ 「ジバニャンが一緒にいるなら安心だね！」

A 「うん！」

ナツメ 「ケースケ！」

ケースケ 「姉ちゃん！」

ナツメ 「間に合ったみたいね！」

アキノリ 「あいつが怪奇案件の正体か！」

ケースケ 「え？何か知ってるの？」

トウマ 「実は…」

ジバニャン 「おいコラ あいつはオレさまの獲物だぜ ただの虫けらが頭に乗りやがって 百猫烈弾！」

？ 「ビビィ！」

ジバニャン 「ふぅ〜 力使い果たしちまったニャン」

そう言ってジバニャンはライトサイドに

アキノリ 「それにしても でっかいセミだな〜」

ケースケ 「気をつけて！また蝉ファイナルされちゃうかも」

アキノリ 「あ？」

トウマ 「準決勝がどうかしたの？」

ジバニャン 「ちげぇニャ 蝉が一度死んだと見せかけて相手の不意を突き襲ってくる 恐ろしい攻撃のことニャ」

アキノリ 「あぁ〜 道端で落ちてる蝉がよくやるやつか」

トウマ 「あれってびっくりするよね」

A 「うん…」

ジバニャン 「今度こそ仕留めたニャ ファイナル蝉ファイナルだニャ」

ナツメ 「ファイナル蝉ファイナル？」

アキノリ 「なんかすげぇな」

ケースケ 「あ！このセミ妖怪ならタンクがどこにいるのか知っているかも！」

ナツメ 「？」

ケースケ 「虫取りしていたらはぐれちゃったんだ」

ナツメ 「え？ じゃあこのセミ妖怪に目を覚ましてもらわないと…」

トウマ 「よし ここは僕が 憑依！幻魔 お松！ 我に力を！」

お松 「夏の命に癒しを お松の力 お貸ししますわ ハアッ」

A (また説明しなきゃ)

お松 (聞こえますか？)

とお松がテレパシーで話しかけてきた

A (うん)

お松 (事情は義経から聞いています)

A (よかった 説明する手間が省けたわ)

お松 (それでは失礼致します)

A (うん あ、ちょっと待ってこれってトウマに聞こえてる？)

お松 (いえ、感情もこのテレパシーの内容も全て遮断しています)

A (良かった ありがとう)

お松 (それでは)

そして憑依が解ける

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