初出撃 ページ20
「さて、試しに妖を狩りに行こうか( ^ω^ )。」
え、ちょ、いきなりですか??
「うむ!いきなりで不安だと思うだろうが心配無用!霊力は君たちをサポートしてくれる!」
「私は遠くからサポートいたしますわ。護衛はお願いしますね。」
次々と飛び行く先輩たち。
そもそも妖なんてどう見つければ…
「…さむい。」
…なんかちいせぇのいたあぁァア!!!???
「…さむすぎる。…殺せば暖カクナル?」
半裸の霊が刃物を持って襲いかかってきた。
ふつーに服着れば良くない!!??
「おっ!早速出たか!…低級の怪異だな!!」
ちょちょ、来んな来んな。
『先輩いいいぃ!!どーすればいいですかぁ!?』
「とにかく振れ!振ればよき!」
『んなデタラメに振っても当たんないですって〜!』
試しに適当に振るってみた。
「…グエッ、痛イジャン…。」
ほんの軽くだが、当たった。
「よくも、ヨクモオレの顔にキズつけたナァ!」
さっきよりも凶暴化してるんですけどぉぉお!!??
「ほんと、怪異ってのは理不尽なことで怒りますよね。」
撫子先輩!?
「Aさん、そいつは腹が急所です。思いっきり一振刀を振ってください!」
『はいいぃ!!』
ガムシャラに刀をふり、かわされたり当たったり。
…肝心な急所には一キズも着いてなかった。
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作者名:アマミヤ | 作成日時:2023年8月18日 11時