【戦ブラ】来ちゃったね…(途中から戦ブラ×刀剣乱舞)

皆を見つけた後は〜 ページ8

才蔵「お前たち、厄魔がどの方角へ向かったか、わかるか？」

村人「はい、厄魔の逃げた方角だけでしたら、北のほうだったと思うのですが…」

村人「申し訳ございません…後のことは、逃げるのに精一杯でしたので……」

幸村「いや、方角が分かれば充分だ。後は俺達でなんとかするからさ」

幸村「みんなは、ゆっくり休んどいてくれ。」

信之「よし。では手に入れた情報を元にさっそく逃げた厄魔を探さなければな」

佐助「だったら、俺に任せてくださいよ！すぐにでも見つけてきますから！」

才蔵「フッ、信之様。ここは佐助より、俺に任せるべきです。偵察といえば俺。霧隠才蔵に決まっています。」

佐助「はあ!?急に横入りすんなよ！」

才蔵「横入りなどでは断じて無い。これは、当然の提案だ」

佐助「うるせぇ！横入りだろ、横入り！だいたいお前はいっつもそうやってーー」

信之「お前達！こんな時まで喧嘩するのはやめろ！領民のみんなが見てるんだぞ！」

村人「ははは…お気になさらずに。真田軍の皆様はあいかわらず仲がよろしくて、見ているだけで元気がわいてきます」

信之「お、お恥ずかしい……」

信之はひと息すると、雰囲気を変えるため、佐助、才蔵、鎌ノ助にこう言った。

信之「と、とにかく！佐助、才蔵、鎌ノ助。お前たちは、一刻も早く厄魔を探し出してくれ」

鎌ノ助「えー……僕も行かなきゃいけないの？」

信之「三人で手分けした方がはやいからな。頼んだぞ」

鎌ノ助「もう、しょうがないな……」

幸村「三人とも、よろしく頼むな。」

佐助「あぁ！まかせとけ！」

信之「さて、佐助達が偵察に言っているあいだに、俺達4人で厄魔をどう退治するか、考える必要があるな」

信之「情報、状況からして、厄魔は群れで行動している」

千歌「今回は手を焼くよ。」

信之「そうだろうね、ここは数日をかけて慎重にやりたい所だが……」

幸村「そうなると数日の間、村の皆が怯え続けることになっちゃうんじゃないかな」

結月「千歌…どうにかならないの？」
千歌「すぐに始まるよ」

信之&幸村「始まる？」

千歌「とにかく、考えておいて〜」

信之「まぁ、話に戻るが、俺も幸村と同じ気持ちだ。そうしたくないのは山々だ。」

ー結月ｻｲﾄﾞー
それから私は、三人とともに、厄魔の群れを退治する方法を考えていたが、いい案は出ないまま、時間だけが過ぎていった

信之「やはり、今の戦力で厄魔の群れを倒すのは……」
千歌「ムズい…」

厄魔だ〜→←村、！来たよ！村！

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