銀魂 ３年Ｚ組銀八先生!!６

よ、水もしたたるウゼー男！ ページ20

今度は男子トイレの方だ。
遠くから、近藤達の声が聞こえる。
銀「なんで俺のクラスの奴らはこうもだなぁ・・」
とため息をつく銀八。
貴「ま、先生も先生だよ」
銀「・・・・。そうか？」
一瞬言葉に詰まった銀八。
こいつ、絶対に一瞬認めたぞ。
沖「よ、水もしたたるウゼー男！」
総悟の声が聞こえた。
銀「Aの彼氏、どうなってんの？」
貴「先生の生徒、どうなってるの？」
横目でいい返す私。
３ｚ、ある意味最強だ。
土「てめーは血ぃしたたらせてやらァァ！」
今度は土方の声だ。
貴「わかった。バケツ・ローリング・フェスタやってるな」
銀「なんだよ、それ」
貴「バケツまわし」
銀「普通にそう言えばいいだろ」
そして、男子トイレの入り口に立つ。
銀「いい加減にしろてめー」
気だるいが、不思議とよく通る銀八の声である。
銀「予想通りバトルロワってんじゃねーか。掃除しろや、掃除」
という事で乱闘は中止。
よく見ると土方は全身ずぶぬれ。
貴「土方君・・」
土「なんだ、A」
貴「そんな汗だくになるまで掃除して・・。死んじゃうよ？」
土「いや、これ汗じゃねーから！俺どんだけ頑張り屋さん？」
バケツを回していたら、沖田の妨害に遭い、水をかぶってしまった。
と説明する土方。
が、銀八は叱らない。
銀「ま、バケツ両成敗だな。仕掛けた方も、乗る方も悪い」
土「納得いかねぇ・・」
すると私はふときずいた。
貴「ねぇ、山崎は？」
土方もようやくきずく。
土「確かに、どこだ、山崎は」
と沖田に聞く。
沖「あー、山崎なら」
沖田はトイレの前の廊下を指す。
沖「あそこでガバ・・おっと今日はミントンしてますぜ」
土「山崎ィィ！」
例によって叫びながら土方は走りだす。
土「オグシオ効果かァァ！」

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