【進撃の巨人】終わりのない世界。

仲間 ページ22

ドンッドンッ




「やめろエレン！暴れるな！」




「…そりゃ無理があるぜベルトルト！」



「…！！」




「そいつをあやしつけるなんて不可能だ、
うるさくてしょうがねぇーやつだよな！
俺もそいつ嫌いだから一緒に
シめてやろうぜ！
まぁ、出てこいよ…」



「ベルトルト！返して！」



「なぁ、嘘だろ？ベルトルト、ライナー
今までのやつ全部嘘だったのかよ…
そんなのひでぇよ…」



「二人とも、嘘だって言って下さいよ！」









「…おいおいこのまま逃げ通すきか？
そりゃねぇーよお前ら！
三年間苦楽を共にしたなかじゃねぇーか！」



「…けどよお前、あんな事した加害者が
俺たち被害者の前でぐっすり眠れた
もんだな…！」


「…全部嘘だったのかよ？
大人になるまで生きていつかみんなで
酒飲もうって話し合ったのも…
全部嘘だったのかよ！！」



「そんなもの分からなくていい、
今はこいつの首をはねる事だけに集中
して、こいつらは人類の害…
それで充分…。」









「…っ、だ、誰が…」



「…人なんて殺したいと、思うんだ！！」




「恨まれて、殺されてもいいような
事をした…取り返しのつかないことを、
でも、僕らは罪を受け入れきれなかった
…兵士を演じているときは少しだけ
楽だった…。」




「嘘じゃないんだ！コニー！ジャンッ！
確かにみんな騙したけど、すべてが
嘘じゃない！！」



「僕らに謝る資格なんて、あるわけ無い
…けど、誰か…誰でもいい、
本当の僕らを…見つけてくれ！！」









『…「本当の僕ら」？
この裏切り者が本当の貴方達でしょ？』



「っ、！！う…」



『それとも、やりたく無いことを
無理やりやらされてる被害者…
とでもいいたいの？』




「…っ、違っ！！」




「…ベルトルト、エレンを返して」




「……それは、出来ない。」









「お前らそこを離れろ！」





「「……！！」」





「信じられねぇ、どうゆうつもりだ
エルヴィン…」




「…巨人を引き連れて来やがった！！」




「総員散開！！巨人から距離をとれ！」





鎧の巨人に他の巨人が攻撃し始めた。




「なんだこれ、……地獄か？」



「いいや、これからだ！！」






「…総員、突撃！！」








『……！！』

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