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激しい痛み ページ17

私よりも近くにミカサが
いた。



彼女も気付いたのだろう。




「俺が鎧の巨人で、こいつが
超大型巨人ってやつだ。」



「な、何を言っているんだ
ライナー、」



ベルトルト・フーバーが
私を見ながら引きつった顔で
言った。




「俺たちの目的は人類全てに
消えてもらう事だったんだ、
だが、その必要は無くなった。」




「エレン、お前が俺たちと
一緒に来てくれるなら、
俺たちはもう壁を壊したりしなくて
いいんだ、…な?分かるだろ?」




「は?いや待て!全然わかんねぇぞ?」




「急な話で済まんが今からだ。」



「今から!?どこに行くんだよ、」




「俺たちの故郷だ。」





「…うーーん、どうだろうな。」




私はゆっくり歩いてその場に
行こうとしている。




「お前さぁ、疲れてんだよ、
こうなってもおかしくないくれぇ
大変だったんだろ?」



「…あ、あぁ、…そうだよ!
ライナーは疲れてるんだ!!」




「大体なぁ、お前が人類を殺しまくった
「鎧の巨人」なら、何でそんな相談を
俺にしなくちゃなんねぇんだ?」




「そんなこと言われて俺が、
「はい行きます」って頷くわけが
ねぇだろ」




「…その通りだよな、
……何を考えてるんだ俺は、
本当におかしくなっちまったのか?」



「そうか、きっと…
ここに長く居すぎてしまったんだ、
バカな奴らに囲まれて3年も
暮らしたせいだ。」





『……エレン、』



「ただ、俺がすべき事は
自分のした行いや選択の結果に対して、」




「戦士として最後まで責任を
果たすことだ…!」




『…エレン逃げて、』




「…ライナー!A副兵士長も
いるが、やるんだな!?
今、…ここで!!」



「あぁ…!勝負は今、ここで決める!!」




『ミカサ!2人を抑えて!!』



ミカサがベルトルトに攻撃した。



「…エレン、逃げて!!」



だが、その隙にライナーに飛ばされた。



私は呆然としているエレンを
抱え、立体起動でその場から
離れようと、壁を降りた。



後ろで2人が巨人化している。




ライナーは巨人化直後、私を
追ってきた。



もの凄いスピードだ、
追いつかれるのも時間の問題だろう。




鎧の巨人がエレンを捕まえようと、
手を伸ばした。



私はそれを避けようとするが、
エレンを抱えているせいか
思うように動けない。



そのせいで、鎧の巨人の
拳が少し頭をかすった。



『……っ!!、』


激しい痛みが走った。



私は思まず、その場にしゃがみ込んだ。

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赤司神 - こんにちは!!リヴァイ兵長大好きです!この作品めっちゃおもしろいです!これからも更新頑張って下さい(^_^)/ (2018年4月10日 19時) (レス) id: 1f6eddaae4 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - こんにちは!作品拝見させていただきました!あの、1ついいですか?(アンチじゃないです汗)リブァイではなく、リヴァイですよ!ブ× ヴ〇 更新楽しみにしてます!頑張って下さい!! (2018年3月12日 17時) (レス) id: 2decbf618b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サキ | 作成日時:2018年3月11日 23時

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