実験 ページ11
「…ぼ、僕が、
女型の巨人と接触した時
「死に急ぎ野郎」に反応したんだ。」
「「……！！、」」
「……104期訓練兵しか知らない
エレンがジャンに呼ばれていた
名前さ、」
「………それに、あの時…、」
「立体起動装置の点検の時、
アニは……、」
アルミンの顔が青ざめていく。
それほど、心の余裕が失われてしまった。
「…………。」
「…私は、女型の巨人と顔が
似ていると思います。」
ミカサが言った。
「…は？顔が似ている！？
それだけで……、」
「…エレン、女型の巨人と
格闘したんでしょ？、その時
アニ特有の動きとか無かったの？」
「………！！、」
『じゃあ、…女型の巨人の中身は
アニ・レオンハート、で
実験してみる？』
「……実験？、」
『……うん、彼女がもし
女型の巨人じゃ無いとしたら、
反応が変わって来ると思うし、
今までのが全部、偶然…って
可能性もまだあるからね。』
「……でも、どうやって、」
『…わからない、…だから
アルミンにお願いしようかな。』
「……ぼ、僕！？」
『…うん、貴方なら出来るから。』
「……っ！！」
「…はい！！やります！！」
ーー
アルミン視点
「……アニ！、」
壁の隙間からアニを呼び止めた。
アニが向かってくる。
「……アルミン、」
「…やあ、久しぶりだね。」
僕は…今、どんな顔をしているだろうか。
ーー
あれから、何とかアニを言いくるめて、
今はアニ、エレン、ミカサ、僕で
静かに歩いている。
「…着いた、
ここの地下を通って行くんだ。」
カンカンカン
地下へと続く階段を降りて行く。
「……アニ？」
……アニだけが来ない。
「そっちは怖い。」
「…あ？何言ってんだ、」
「あんたみたいな、か弱い乙女の
気持ちを理解しない奴には分からない
だろうけど、」
「……大男を投げ飛ばす女は
か弱くねぇよ、バカ言ってねぇで
急ぐぞ。」
「そっちには行けない、
地上を行かないなら協力しない。」
「……何言ってんだ！！
お前が来たら証明出来る事があんだよ！
早くこっちに来て証明しろ！」
「話してよ、アニ！
どうしてマルコの立体起動装置を
持っていたの！？」
わずかなキズやへこみも一緒に
修理した思い出だから、
僕には……分かった。
「…あれは、拾ったの。」
「……っ！！、」
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赤司神 - こんにちは!!リヴァイ兵長大好きです!この作品めっちゃおもしろいです!これからも更新頑張って下さい(^_^)/ (2018年4月10日 19時) (
レス) id: 1f6eddaae4 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - こんにちは！作品拝見させていただきました！あの、1ついいですか？（アンチじゃないです汗）リブァイではなく、リヴァイですよ！ブ× ヴ〇 更新楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2018年3月12日 17時) (レス) id: 2decbf618b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サキ | 作成日時：2018年3月11日 23時
