架かったかな ページ13
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待ち合わせ時間に間に合うように電車に乗り込む。人に物凄く押されているけれど、千羅くんと会えるって思ったらそんなものへっちゃらやった。
改札を出て、すぐ近くの広場で待ち合わせ。少し怖くて一歩を踏み出す勇気がなかったんやけど、千羅くんからの着いたで、というLINEからﾎｯと息がもれた。
ドキドキと胸を鳴らしながら、千羅くんの元に歩く。最初はゆっくりだった足取りも、次第に速くなっていった。
貴｢あ…｣
私が視線を向けた先には黒髪のスラッとした、いわゆる千羅くんらしき人がいた。私はLINEで千羅くんの今の服装をきいて確信した。
あれが、今の千羅くん。
私がもう９年は見ていなかった千羅くんがそこにはいた。すっかり大人びていて、でも面影は残っていて変なくすぐられるような気持ちになった。
私は千羅くんのもとに歩く。少し駆け足だから歩くとは言えないかも笑
私が千羅くんの隣にくると、千羅くんは私を見下ろした。結構驚いてる笑 またおっきくなったなぁ、なんて。
貴｢千羅くん、ただいま｣
千｢A、おかえり｣
一番に言いたいことを言って、一番言ってほしい言葉を言ってもらえて。
私達は謎に握手した。ほんとに、なんで握手なんだろう。そんな自分達がおかしくて笑った。
ほんとに、変なの。
千｢じゃあ、行こか｣
そう笑いかけてくれた千羅くんに、私はこれ以上ない笑顔で頷いて千羅くんの隣を歩いた。
別に、手を繋ぐとか腕を組むとかそんなのはない。隣を歩いていると言っても、隙間はある。でも、これでいいんだよね。千羅くんの隣に居られるなら、それでいい。
貴｢ありがとう、千羅くん___｣
***
はい！ 終わりました。続編はどうなのかわかりませんね笑 …結構長いことやってるシリーズで、一番多くて長いです。ここまでこれねいるのも皆さんのお陰です！
続編を作る気は正直ないです。この二人が結ばれるのか、結ばれないのか…それはどうなんでしょう。もしかしたら千羅くん、まだ実花のことが好きな可能性もありますからね。
気が向いたら続編作ろうと思っていますが、基本的には完結です。続編のリクエストが多い場合は喜んで作りますね！笑
では、ここまでありがとうございました！！
次回はさかたんかも…それ作ったら宣伝しまーす笑
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ハゲつるマン@19830617(プロフ) - ると。さん» では、その貯金でしまさかバースデーグッズ買ってきますね((( 実は続編アイデアが思い付いたのでそろそろ実現するかもです笑 いや、します (2018年10月23日 16時) (
レス) id: ca77629a28 (このIDを非表示/違反報告)
ると。(プロフ) - くっついて……くっついて……。お願いだから、貯金残高全部あげるからくっついて……。(ｵｲｺﾗ) 仕事の休憩時間にひたすら最初から此処まで読ませていただきました。大泣きしました。……続編待ってます(血涙) (2018年10月23日 11時) (レス) id: 3c0b3de66f (このIDを非表示/違反報告)
ハゲつるマン@19830617(プロフ) - れーなさん» 初期からありがとうございます！ とても好きは照れますねぇ〜笑 続編は心の片隅でお願いします笑 (2018年10月17日 8時) (レス) id: ca77629a28 (このIDを非表示/違反報告)
ハゲつるマン@19830617(プロフ) - 無気力さん» いつもありがとうございます！ 続編は…期待して待っててください笑 (2018年10月17日 8時) (レス) id: ca77629a28 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 初期のシリーズから楽しく読ませていただきました!!とても好きな作品で続編が出るたびにはしゃいでました笑続編ももし良かったら読みたいです(*´-`) (2018年10月17日 2時) (レス) id: f7f612ee29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハゲつるマン@19830617
| 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年10月6日 3時
