親友 ページ24
レイブンクローの寮は質問にさえ答えられたら誰でもはいれる
その分難易度は高いがトムならすぐに入れるだろう
だから入られ追い付かれる前に女子寮に入ることにした
「おかえ…ちょっと、何ピリピリしてるわけ？」
A「ただいま！！細かいこと話したいから一緒に来て！！」
談話室で読書をしていたマートルを引っ張って自分たちの部屋に向かう
そのさなか後ろからトムの呼ぶ声が聞こえたがやはり無視だ
「は？あいつなんでここに...あんたなにしたのよ？」
A「今回やらかしたのはあっち！！言っとくけどトム！ネロ君に八つ当たりしたら今度こそ絶交だからね！」
そういい捨て女子寮に入った
自分の部屋を乱暴に開け中に入り、またも乱暴に閉める
私のこの怒り具合にマートルもただならないことなんだと思ったのだろう
だまって部屋にある私お気に入りのお茶を入れて私を別途に座らせた
「なにがあったのよ？落ち着いて話してみて」
A「…マートル私、貴方にずっと話していないことがあるの。それがこの件に関係あって…そのことについてももうこの際いいわ。貴方に話す
私を嫌ってくれてもいいから、今だけは黙って聞いていてほしい」
「…わかったわ」
私はすべてのことをマートルに話した
途中すんごく驚いて何度か待ったをかけられたが丁寧に説明すると理解した
「…なるほどね。それはあいつが悪いわ、あいつが最悪なのは今に始まったことじゃないけど」
「でもそれはあんたもよ。いくらあいつが…闇の帝王だっけ？になるかもしれないとはいえ、いくら何でも過保護すぎ。それじゃああんたがあいつを信じ切れてないってことになるわよ
あいつのこと責めきれないわよ」
確かにそうかもしれない
私は彼を救うなどと言って、彼を信じたいとか思っといて信じ切られていなかったのだ
それに関しては私が悪かったと思うだが…
A「それはそうとしてあいつはそれを承認して私があたふたしてるのを達観してみているのは腹立つ！」
「まぁそれはそうよね。あ、あと言っとくけどあたしはあんたのこと嫌いにはならないわよ。あんたが一緒にいてくれなかったら将来はあんたが話したようにバジリスクにやられていたかもしれないもの
感謝こそすれ嫌いにはならないわ。それはきっとあいつも一緒。ありがとう」
マートルの言葉に泣きそうになった
「んで？どうするの？あいつのこと」
A「行っちゃった手前一週間は話さない」
「…あいつ、荒れるわね」
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
