ふざけてやがるな ページ23
次から次へと何が一体起きているのかわからなかったが、とりあえず…
A「トム、貴方が言うには私と彼に開心術をかけていた、と？」
「そうだが？」
そうだが？って…つまり…
A「私がどうしようかと警戒して右往左往しているのを知っておきながら私になにも相談しなかった…と？」
私の立ち込める怒りが雰囲気で伝わったのだろう、二人が青ざめた顔で一歩後ずさった
腐ってもロウェナ・レイブンクローの子孫、魔力量はトムに負けないくらい多い
そんな私が怒り、魔力を乱したらそりゃあ青ざめた顔をするだろう
だが、ここでトムが勝手に私に開心術を施したのは許せない
だって、それじゃあまるで…
「すまない…君が僕のために色々考えてくれているのがうれしくて、ついな」
たじたじになりながらそう答えるトム
A「へぇ、なら私が貴方が私を思って色々考えてくれるように色々やってもいいということね…？そういうことでしょう？？」
「まて、何を…」
A「私っ！！一週間はトムと話さない！！！！！！！」
「は…？..........はぁ！？！？？」
それじゃあまるでバカみたいじゃない！！
A「何のために私はしぬきでネロ君をなるべく敵対しないように、貴方たちを守ろうとしてたと…。わた、私は、…全世界を敵に回してでもって思ってるのにぃ〜…！！
弄ばれたぁ〜！！！最悪よ！！最悪！！もう！」
「お、落ち着けよA」
A「ネロ君は黙ってて！！！」
なによなによなによ！！トムの…
A「トムのばかぁ！！！」
泣きながら『必要の部屋』を後にする
確かにトムにはトムの考えがあったんだと思うけれどこれはあまりにもひどい！！
一年生のころからの色々はばれたし私がどれだけ大事に思ってるかもわかったうえで
にやにやしながら私が四苦八苦してるところを見ていたなんて最悪よ！！
レイブンクローの量がある塔の上につき問題をだしてくるのをいらいらしながら待つ
「問題！！ドラゴンの中にもいろいろ種類がいるが、人間と羊をよく好み獅子のような鼻を持つ赤いドラゴンの…」
A「チャイニーズファイアーボール種！！他の名称では中国火の玉種、獅子竜とも呼ばれている！キノコ型の炎を吐き流れるような髭が特徴！！これでいいでしょう？早く開けて！！」
「せ、正解、入れ」
私のあまりの怒りにビビったのか恐る恐る扉を開ける
背後から
「A！！」
トムの私の呼ぶ声が聞こえたが無視して中に入った
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
