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「何か出前のメニューなどはあるか?食べたい物は?」
『ぇ、えーと、えー、と、辛すぎない物なら何でも大丈夫です…』
「ふむ…ならばピザ辺りが妥当か…」
「あっ、これとかどう?ピザ二枚注文で…あぁ、これはお店まで取りに行かなきゃダメだ」
「さて…、どうしたものか」

二人は真剣に悩んでまさに頭を捻っていた。
その姿はお互い美男美女なので非常に様になるんだけど、考えている内容を思うと少し親近感が湧く。


「あっ!これならどうかな!ピザ二枚注文で割引!しかも配達のみ!」

佐々木さん…割引に目がないのかな?
でも、正直割引で少しは安くなるならそっちの方がありがたい

『い、良いですね!それにしますか?』
「あぁ。これなら一人一枚でも半分づつ食べると言う手も有るからな。よし、これにするぞ。Aは何が良い?」
『えと、じゃあこのマルゲリータのピザで…』
「分かった。では私はサラミのピザにしてみよう」

なんか意外だな…サラミのピザって…
美味しいから何でも良いけど

そんなことを考えながら横目で佐々木さんを見ると、仰向けの状態でさつきに乗られながら凄く嬉しそうな顔をしていた。

何がそんなに嬉しいのか分からないけど多分犬が凄くなついてくれたのが嬉しいんだと思う

「よし、注文出来たぞ。所で琲世、犬に乗られてそんなに嬉しいのか?」
「はい!僕、犬にここまでなつかれたの、初めてで嬉しくって…!」

ふふっ、と笑いながら犬を撫でている姿を女性が見たら十中八九恋に落ちるだろうことは想像に難くなかった。


『あ、佐々木さん。水筒お返ししますね』

今思い出したから今のうちに返しておかなきゃ、忘れるから

「ん?あ、ああ!あれかぁ。ありがとうね、美味しかった?」
『美味しかったですよ、すっごく、昔よくいってた喫茶店の味を思い出しました』
「へぇー、そこってどんなお店なの?」
『え、と、今はもう閉店してるんで名前も忘れちゃったんですけど、あん…何とかだったっていうのは覚えてます』

十→←八



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ムカデたんふすふす - 細胞さん» マジ?めっちゃぁぅれしぃんだけど。ぁなたと、ゎたしはずっともだょ☆(ありがとう)(君にあえて良かった)(他の作品もヨロシク★) (2018年5月27日 23時) (レス) id: bff368dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
細胞 - すごくほのぼのしててとても好きです 更新楽しみにしてます (2018年5月26日 16時) (レス) id: e784bcfcdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ムカデたんふすふす | 作成日時:2018年5月20日 0時

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