storia5-12 〃 ページ13
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レオ、あなたは強い。
だから、弱い人の役に立ちなさい。
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幼い頃に言われた言葉。
この言葉は、俺が年を重ねていってもこれでもかというほどずっと心の中に残っている。
俺は裕福な家庭に産まれ、幼い頃から強く、賢くなるために騎士団に入った。
いや、単に家柄というものもあったのかもしれないが。
そして、テンシに出会った。
テンシは、体が弱かった。
こういうやつを助ければ良いんだな、と昔の俺は思い、『友達』となってテンシを助けた。
そして、テンシが騎士団を去った後。
姫様に出会った。
姫様は、体もどこも弱くはない。
だけど、またテンシとは違った弱さを感じた。
それに、
この人を守りたい。
何故かそう思えた。
そして、今俺の目の前には最悪の２択が叩きつけられている。
昔から守ってきた姫様を守るか、
『友達』のテンシを守るか。
幼い頃、こんな質問をしたのを覚えている。
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よわいひとどんなひとがいーっぱいいたら、どうすれば良いの？
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勿論全員助けるの。
でも、もし一人しか助けられないときは、
あなたの大切な人を守りなさい。
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俺にとって、姫様もテンシも大切な人だ。
選ぶことなんてできない。
だから、
「ねぇ、また僕を守ってくれるよね。」
「……あぁ。」
こんな返事をしてしまう。
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玲乃音(プロフ) - フォンテインさん» お帰りなさい！！ 待ってました！あんスタの続きも楽しみに待ってました！ (2020年1月5日 17時) (
レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン(プロフ) - *神*威*さん» 読んでくださりありがとうございます！m(__)m更新頑張らせていただきます！ (2017年10月10日 6時) (携帯から) (レス) id: f1eeea7ade (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - 最初から何度も読ませていただきました！一人一人の個性(?)がいいと思います！とても読んでいてワクワクするので、これからも更新頑張って下さい(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2017年10月9日 23時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
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