◇ ページ3
．
『…心からの言葉じゃないでしょう？』
「いえ！ とんでもない」
『まさか、私はわかる。人の言葉の温度差で』
「…分かりました。では、手始めにその物を下ろしては頂けませんか？」
両手を上げるカラスの男
少女はゆっくりと、��拳銃��を胸元に下ろした
ホッと息をつくのも束の間
すぐさまカラスの男が鋭い質問を投げかける
「ところで…貴方は一体？ いつ我が校に侵入を？」
『侵入？ とんでもない』
今度は少女が、その言葉を発する
今、私が何故か疑われているのだ、と知った少女
嫌々にも誤解を解こうと動く
『私は…』
「私は？」
『……ここにいました』
カラスの男は「は？」と声を漏らす
少女もそう言いたい
言いたいけれど、状況が笑えず、言えないのだ
『気がついたら、ここにいました』
私は、ポツポツ、と話し始める
自分の出身は日本だという事
自分はもっと硬い場所で寝てた筈が、此処にいたという事
此処は自分が全く知らない場所だという事
カラスの男、クロウリーもその話に耳を傾けていると…
_バンッ!!_
「た、助けて！」
「コイツッ、待つんだゾ！！」
．
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しゃけ(プロフ) - ひぃ…更新し続けてる……これからが楽しみです。ユウが女の子、という点も興味がそそられます！ (2020年7月23日 17時) (
レス) id: 9cd1e2c3d2 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - 好きです！！ 原作沿いがとても好きなので読めて嬉しいです。これからも頑張ってください！ (2020年7月23日 16時) (レス) id: bb3e5151b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴イジング | 作成日時：2020年7月23日 7時
