とある白い空間で ページ28
【×××】
そこは、ただただ真っ白な空間
そこにあるのは、十四人の・・・いや、十四の影
それぞれ零から拾参の漢数字に割り当てられたそれらは、そこで『会議』をしていた
零「・・・上のアレコピペ?」
参「何のこと?」
零「あー、いや、こっちの話」
伍「これで・・・役者・・・そろった?」
弐「一応はそろっているのでしょう。あの方は彼に伝えたのでしょう?」
零「シユウちゃんのこと?うん、伝えていたよ。カロメ君にな」
壱「だから口調何とかしろって」
陸「じゃあさー、もうすぐ『牢屋』に行くってこと―?」
零「いや・・・もう少し、様子を見てみたいな。暴走の危険性は取り除けたとはいえ、まだまだ子供なわけだし」
捌「子供といえば、あやつに新たな子供ができていたの・・・あれらはどういう扱いだ?」
零「あー、神威君たちねー・・・彼らは、あれだよ。うん」
漆「あいまいだ。もっとはっきりしないか」
零「彼らは・・・なんていうか、君らみたいな存在とはちょっと違うというか・・・なにせ前例がないから、『異質』としか言いようがないんだよね」
玖「異質っすか」
零「そう。私らにとっても異質・・・今はまだ、僕と通信できるという名目で調査中としか言いようがないね」
肆「・・・では、どうするというのだ」
零「だからどうもしないって。もう少し経過を見るんだよ・・・今は、ね」
25人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
案内人 - 零って魔祁に似てますね!口調が。続きが気になります! (2019年10月26日 11時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
マリリン - 元気でよかったです!これからも頑張ってください(≧▽≦) (2017年2月26日 11時) (レス) id: 4aee618713 (このIDを非表示/違反報告)
メロディー - 一番でよろしくです! (2017年2月23日 17時) (レス) id: af8ab5d7d9 (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@低浮上(プロフ) - 一番でお願いします! (2017年2月23日 16時) (レス) id: b20568eb49 (このIDを非表示/違反報告)
蘭鈴(プロフ) - 一番でお願いします!! (2017年2月23日 7時) (レス) id: 55b496c159 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アルルカン | 作成日時:2017年2月12日 22時