No,133 取引中です ページ3
藍染「…残念だよ。とてもね」
藍染が刀を降ろす
うーん
「こっちも残念だよ」
その刀を素手で掴む
お、動揺したな。多分一番の動揺
「わかんないんだろうなーとは思うヨ?実際、この世界は霊圧=強さなところがあるからさ。私ってほら、霊圧ゼロですし?そりゃー今までの実績からある程度の戦力の差はわかると思うけどそれ以上はわからないもんね」
そのまま刀ごと持ち上げて、たたき落すように投げ捨てる
「でもさー、ずーっと言ってたじゃん?手加減をしている、やればできるってさー。実際たかが一度の始解で地面にボコボコとたたきつけられてたのを忘れたのかね」
藍染「忘れていないとも、無論」
背後に出てきた
何故だ!私が背後に出てくるのはただの気分だけどお前はなんでだ!」
藍染「だが、君の攻撃は軽い。その程度、何度喰らってもどうにでもなる」
「だから、なんで、今のを本気だと思ってんのさアンタ」
肩に傷が入る
私ではなく、藍染の肩から
藍染「この程度、どうとでも…何?」
「どうとでもなる?崩玉が治す?出来るならやってみなさいよほらほら」
藍染の切り裂かれた肩がじくじくと動くが、治らない
「事象にはすべて終わりがある。人間が死ぬのも、霊魂が死ぬのも、モノが物として形を成さなくなる時がある。私、それを総じて『破壊』って言ってんの。何事にも壊れるタイミングがあるでしょ?それは、ソレよ」
藍染「…これは」
「理解出来たら神様になれるから頑張って理解しなよ!ね、わかるっしょ?」
持っている赤い鎌で、そこにある木を突く
「手加減しないとさー、全部終わるんだよ。それじゃつまらんだろ?」
驚いている藍染の前に移動して、足で蹴飛ばす
おぉ―!いい感じに飛んでったぞー!いえーい!
「ちょっと契約について考えなよ。私も、こっちで見に行きたいところあるからさ」
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