第六十九話 ルール?知るかボケェ! ページ20
エース「ちょっと待てよ!そんな無茶苦茶なルールあるか!」
グリム「そうだゾ!捨てるんだったらオレ様が食う!」
「お猫様そうじゃねーだろ」
トレイ「寮長、申し訳ありません。マロンタルトを作ろうといったのは俺です」
ケイト「そうそう。まさかそんな決まりがあるなんて全然思ってなくて」
リドル「作ったことが重要なんじゃない。今日!今、ここに!持ち込んだこと『だけ』が問題なんだ!」
「なら何も破棄する必要はねーじゃん。一時保管して後日受け取りでも問題はねーだろーに。そもそも自分以外誰も知らねールールを無意味に厳守するなんて馬鹿みてーだし」
いや、というかさ
してほしくないなら最初の科目として強制的に学ばせろよそれ
教えもされてないことを守れるわけねーじゃん
ケイト「ちょ、ストップ!それ言っちゃダメなやつ!それにリドル君も、彼ら新入生だからね?」
エース「いーやよく言った!そんなルールに従ってタルトを捨てるなんて馬鹿だって思うだろ。ふざけんなよ」
デュース「オレも、二人に賛成です。もちろんルールは守らなければいけないものだとは思いますが・・・」
「馬鹿を馬鹿といって何が悪い。ルールってのは守らなければいけない理由があるもんさ。それにルールに従うは兎も角破棄はルール外の行動で個人的な意見でしかない。ルール以前の問題よ」
リドル「わかっていないようだから説明するが、小さなルール違反が、大きな問題につながることもある」
「だからルール以前の問題だっつってんだろーが」
なんだこいつ話聞いてるのか？
エース「第一、他の奴らだって魔法封じられるのが怖くて言い出せないだけだろ!」
リドル「へぇ、そうなのかい?」
寮生「と、とんでもありません、寮長!」
寮生「すべては寮長のご決断次第です!」
リドル「ボクが寮長になって一年。ハーツラビュル寮からは一人の留年者、退学者も出していない。これは全量内でハーツラビュルだけだ。この量の中で僕が一番成績が優秀で、一番強い。だから僕が一番正しい!口答えせず、僕に従っていれば間違いないんだ!」
・・・はぁ
「お猫様、帰ろう」
グリム「ふなっ!?A!?」
「恐怖政治に屈した奴らしかいねーしな。そも自分らはオンボロ寮だし」
グリム「A、なんだかこえーんだゾ・・・」
「や、マジな話ね。この空間には子供しかいないのよ。恐怖政治で自我を塞ぐ子供、自分が強者だと勘違いしてる子供。名門校が聞いてあきれるぜ？」
第七十話 反抗心?めらめら→←第六十八話 贈り物?贖罪ですー
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３番目 - 続編おめでとうございます。リクエストで、キングダムお願いします。 (2021年1月11日 8時) (
レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - やっぱり面白いです！頑張ってください！続き待ってます！ (2020年12月10日 13時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
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