87 簓「ろーしょろしょろしょろしょ!! ビール足らん!!」零「もっと買っとけよ〜。ストックって言葉知ってっか?」盧笙「自分らうっさいねん!!!」 ページ13
盧笙side
「なんでや!!! なんでMad Comic Dialogue で俺だけが樋泉ちゃんの事情知らんかったんや!!!!!」
「うっさいわ簓!!!」
「なんで俺だけおしえてくれへんのやあ!!!!!」
「おい簓うるせーぞー」
今回ばかりは零と同意見やった。
俺は、自宅でテスト問題を作っていた筈が、何故かこの二人と酒を飲んでいた。
「で!? Aちゃんの容態は?」
「A……?」
「零?」
A、そう簓の口からでた瞬間、零のおっさんが一瞬だが動揺したんがわかった。
「おい零、どこ行くねん」
「ちょっと、用事だ」
「よっしゃわかったわ!! すぐ向かう!! おい零どけや!!!」
「ちょお簓!!」
「すまん盧笙!!! 知り合いのかわええ女の子が倒れたらしいんやわ!!! シンジュクまで行ってくる!!!」
「お、おう……そうやったんか……」
「邪魔したな!!」
取り残された零と俺は、一瞬目を合わせて(アイツはサングラスしてるから合ったかわからんけど)、顔を反らした。
「じゃ、俺も帰るとするかな。邪魔したなあ」
「邪魔やと自覚しとるんやったら帰れや」
「はいはい」
ファーコートを引っ付かんで、零は帰っていった。
「……はあ。やっと続きできるわ」
にしても
「(倒れた、とか、確かに心配やけど簓が女の子をあんな心配しはるなんて珍しい)」
それに、あの、零の……
「……あのおっさんにも、人を心配する感情があったんやな」
なんて呟いて、テスト問題も作る気にならなくて。
俺の手は、そのままパソコンでウェブを開いてシンジュクへのルート、乗る新幹線の予約をしていた。
88 銃兎「彼女に会えるのは少し後になってしまいそうですね」左馬刻「そういやオメーなんでアイツのこと知ってたんだ?」銃兎「左馬刻がしつこく言ってきたんでしょう」左馬刻「そうだったか?」銃兎「無意識かよ」→←86 左馬刻「で? 写真ねーの?」空却「ねえよ!!!」一郎「あるけど?」
45人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鮭ぇ - 最初読んでる時はこんな話だと思わなかったんだが、、。くっっそいい話じゃねえーか、、。完結おめです…ガチ泣きしました!いち。から読みますね!もっかい! (2020年12月13日 13時) (レス) id: b29402340d (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - 無事、完結おめでとうございます。何気に初コメかも知れません!お話とても面白かったです…!死ネタは少し、地雷な部分もあったのですが、最後まで面白く見させてもらいました…お疲れ様でした! (2020年3月14日 15時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
Mad Sick* - いち。から見てます!コメ2〜3回目?名前変えたりよくするのでアレですけど。 (2020年2月29日 4時) (レス) id: e54c8d8ca4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫 | 作成日時:2020年2月14日 21時