妖「……レイコ…見つけた…」貴『えっ、私は、レイコさんの妹の孫ですよ』【夏目友人帳×黒バス】

21話 ページ24

貴方side


私の考え……多分、あっている。








あの時、三篠を呼び出したときの代償は、血。




今回の、大きな妖の封印を解くにも───



─────代償がいる。


最近、集められた血は、
その大きな妖の封印を解く代償なのだろう。




私は、的場さんの隙を伺い思いっきり走った。


さすがの的場さんも隙を突かれたようだが、
すぐに式が追いかけてきた。









思いっきり走り、窓から飛び降りる。


飛び降りながら、思った。




貴私、このまま飛び降りたらヤバイ!?








そんなことを考えていると、ふわふわとした龍のような妖の上に乗り飛んでいた。


貴『えっ、もしかして、龍の本来の姿!?』


龍「そうだ。嫌な予感がしたと思ったら、的中したよ。」


貴『龍、ありがとう。』


龍「お前は、素直なんだな。
アオイは礼なんて、よっぽどのことがないと、
言ってくれなかったからな。」








私は、龍に的場さんが、言っていたことを話した。


そして、急いで大きな妖のいるところを探した。

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