【黒子のバスケ】泣いて、笑って。【短編集】

黒色彼氏＊溺愛彼氏 ページ8

Aside






溺愛彼氏





・





黒子「A」

「うぉっ！てつや！？」









私の彼氏はすごく影が薄い。

中学のころは"幻の六人目(シックスマン)"なんて呼ばれてたらしい。

親友のリコができたばっかりのバスケ部のマネージャーやれとか言うから入部して1年。

入部してきた1年生のなかにテツヤはいた。

最初はなにこいつとか思ったけど









「好きです」









そのまっすぐな気持ちに惹かれた。









でも気持ちの整理がつかなくて

ごめんね、って言ったのに

「ウィンターカップで優勝したら付き合ってください」

なんて言うからわかったよって言ってしまった。









あのとき、すごくかっこよかったよ。

キセキの世代に挑む姿。

優勝が決まった瞬間、

私に向かって思いっきり笑ってくれたね。

その時思ったんだ。

あぁ、好きだなって。

付き合ってよかったよ。

毎日がすごく楽しい。









「ねぇテツヤ？」

黒子「はい」

「……すきだよ」

黒子「……僕もに決まってるじゃないですか」

「知ってるよ(ﾆｺｯ」

黒子「……ごめんなさい」

「えっ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」









ﾁｭｯ









優しくて、
すごく甘いキス。









「……ばーか。部活中でしょ」

黒子「休憩中なのでいいんです」

火神「いや、よくねぇよぉぉぉぉ！！！」









誠凛が、好きだ。

テツヤが、1番、大好きだ。









溺愛彼氏 fin

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