【黒子のバスケ】泣いて、笑って。【短編集】

青灰カレシ＊奪い愛 ページ6

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ミリイ様リク





Aside


奪い愛









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ウィンターカップ 海常高校 対 福田総合学園









試合が終わって、外にでた。









彼氏である、祥吾をまつために。









青峰「＿＿＿＿おいA！」

「……大輝？」









中学の時に付き合っていた大輝。

別れてから、全く話さなくなった元彼にいきなり腕を掴まれる。







「え、なに」

青峰「なんで灰崎んとこ行ったんだよ」






別れた理由。
それはしょーごと付き合うことにしたから。









「べつに？しょーごといる方が楽しいし」

青峰「はぁ？」

灰崎「おい大輝ぃ。オレの彼女になにしてんの？」






大輝がガチギレしそうな所に祥吾がくる。







青峰「あ？元々オレの彼女なんだけど？勝手に奪うなよヤリ〇ン野郎！！」






……いやまって大輝？そんなことここで叫ばないで？







灰崎「はぁ？お前がバスケばっかでAにかまわなかったのがわりぃんだろ？」

青峰「オレはおめぇとちがってバスケもAも好きなんだよ！」

灰崎「Aはそれ知ってて我慢してたんだよ。それ知らずに彼氏ぶんな」

青峰「………っ！」

灰崎「オレはこいつの気持ちわかってんの」






そう言って、祥吾は私を引き寄せる







灰崎「Aは誰にも渡さねぇ。」








………あー。よく恥ずかしいことサラッと言えるね、








灰崎「おら、行くぞ」









手を引かれて、祥吾について行く









「……………試合、おつかれさま。」

灰崎「おう」

「涼太、強くなったね」

灰崎「………なぁ、A」

「ん？」

灰崎「オレ、本気でバスケやってみるわ」

「………うん、いいと思う 」









嬉しかった。

バスケをなんとも思ってないなんてみんなに言われてたけど、

本当はバスケが好きなの、私は知ってたから。









灰崎「応援、してくれ。これからも」

「…はぁ。ばかじゃないの？」

灰崎「え、」

「あたりまえじゃん(ﾆｺｯ」









誰だと思ってんの。

祥吾の彼女だよ？









灰崎「…ふっ、やっぱ好きだわ」

「知ってる」









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祥吾にしては珍しい、触れるだけのキスをした






それは優しくて、甘いキスだった。









奪い愛 fin

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