俺の理性くずしてみて？君を見ているだけで、Ｓ心がくすぐられるから２

第４３夜 早く ページ21

私はびくっと体をふるわせたが、ぎゅっと自分の服を握った。


白龍にあえるなら……


私は―……


「はい」

「わかった。お姉さんの答えは”YES“だね？」


アラジンくんは私の横をとおろうとしたとき「その言葉信じてるよ」といい、いなくなった。


ガッチャンと扉がしまる。

「お姉さんは素直だからぼくは好きだよそれに、…くん君はいつからみていたの？」


「おまえいつからそんなにぼくよりえらくなったの？」

…くんは首をかしげながらつぶやく。


「もうAは檻の中。

残り一人の邪魔者をけせばAはぼくのもの――…

…このゲームはぼくの勝ちだよ――…」

…――？

あなた目線


また夢の中にきちゃったんだ……


あのあと私は寝てしまったらしい。


『Aもう時間がない』

「くろくん？いったいなにが……」

時間がないことぐらいわかってる

でもなんだかくろくんの様子がおかしい


「いっ…『A本当に時間がないんだ!!じきにオレももう消える……だから
Aちょっとこっちにこい』

そう言って、素直にくろくんのそばに行くと急におでこにキスをしてきた。

『もうおまえは能力を使えるようになった。早くあいつをとめてくれ』

「あいつって誰？」

『あいつは今ここに向かってる。早く!!』

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