検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:29,602 hit

第36夜 本当にこいつら双子か? ページ14

そのとき、…と沈黙がつづいた。

少し性格の悪い男の子は私の目の前でしゃがみこむ。

ハァッとためいきをしたあと、ぴしっと私にでこぴんしてきた。

「いった!!」

『このバカ。おまえのせいでもっとひどくなったじゃないかよっ』

「なん……あっ」


『Aもう君は裏切り者とあったはずだよ』

「わかってますけど」


しってる。

私が早くアラジンくんをとめれば言い話なのに……


そのとき、ポタッと私の目から涙が落っこちた。

『なっ急に泣くなよ!?』

「ご、めんな…さい……私がもっと……んっ」


えっ?


なにがあったの……?


突然白龍みたいな性格の男の子が私の口をふさぐ。

『おまっなにして』

さっき、私を殴った彼が赤面しながら言う。


ふさいでいる口をはなす彼。

私はもちろんホウシンジョウタイだ。


「えっ」

『泣き止んだ?』

そう言ってニコッと微笑む。

『ぼくなりのおまじない。Aまだ間に合うよ。まだ月は闇にそまっていないのだから』

そのとき、グイッと服のすそをひっぱる私的に意地悪な彼がうつむきながら意外な言葉を発した。

『お、おい。さっきは…その言いすぎた』

プイッとそっぽをむく。


あれ……
可愛いな←

『Aまた僕たちは君がこまってたらまた夢に現れるよ』

そう言って微笑みながら私の左手を握った。

第37夜 ここでのことは秘密だよ→←第35夜 夢の中のあの子は双子でした。


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:白龍 , 煌帝国 , マギ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Yamako- - 田中くんの幼馴染みもいつもけだるげをもう一度書いてください。 (2018年9月8日 11時) (レス) id: 9d0ec6aafe (このIDを非表示/違反報告)
紅愛 - アラジンが・・・・・/// (2013年8月24日 22時) (レス) id: 3121548b4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - ((°д°;;))アラジーーーーーーーーーン考えなおせアラジーーーーーーン!! (2013年8月22日 14時) (レス) id: dd19a193f7 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆふゆ(プロフ) - いやーーーーーー!やめるんだアラジン! (2013年8月15日 7時) (レス) id: 1b8ca67803 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - アラジーーーーーン!!!!白龍ーーーーー!!!! (2013年8月14日 17時) (レス) id: 1ee506d6eb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桃桜 | 作成日時:2013年7月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。