叫び(シェアハウス) 5 (ページ35)

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俺の過去ページ35

翔side

智君がポロッと言った俺の過去
昔なら完全に取り乱してた。
でも、今は、1人で耐えれる。大丈夫。
智君はしまったって顔をした
バレない様に、何事も無かったかの様に…ん？って
智君は虎に連絡をした。虎達が来たが俺はポカン顔

「え、どしたの」

虎「なんだ、大丈夫そうじゃん」
父「帰るか」
虎「またね〜」

智君はポカン顔。

「智君、知ってたんだね〜意外〜」
智「え、あ、うん」
「あ、やべ!〇達待たせっぱなし！」
智「あ、行ってらっしゃい」

〇を待たせてるなんて嘘。取り乱す前にアジトに向かった

↓アジト

後「あれ？翔さん」
「〇居るか？」
後「はい！〇さん！」

〇「どしたって…翔さん！？」
「特攻服出せ」
〇「え、あ、はい」
「戦闘準備！」
〇「(何があったんだよ)はい！」

バイクを噴かし屯ってるチンピラを倒す
落ち着け。落ち着け俺。
終わった事だ…昔の事だ。智君も悪気無い
終わった事なのに、何で手が震える…何で…何で

「くっそ…何でだよ!!!うわぁぁぁぁぁぁ!!!」

俺の叫びはみんなの動きを止めた
そして、俺は…味方を巻き込み暴走した

「〇、ごめん！皆逃げてくれ！」

俺の声が〇に届いたと信じ…相手も味方も関係なしに
俺は力尽き倒れた
倒れた時俺の周りには後輩達がボロボロで倒れていた
あぁ、俺またやったのか

「〇っごめんなっ…ごめんっ…ごめんな」
〇「大丈夫だよ。コイツらはアイツにやられたの」
「ごめんっ…ごめん」
〇「何があったんだよ」
「俺の過去っメンバーに知られてた。今日ポロッと口に出されてさ。平常心保ってたはずなのに」
〇「ドラマでの疲れとそのダブルは辛いな」
「お前ら、巻き込んだっ…ごめん」
〇「ごめんはもうおしまい」

後「翔さん、大丈夫ですか？」
後「ごめんは要らないっすよ」
後「パフェ食いに行きましょー？」

俺は傷だらけのまま家に帰った
当然皆は驚く。
虎を呼び、治療される

虎「何で？」
「話したのお前だろ？取り乱すって分かってて」
虎「でも、取り乱さなかった」
「喧嘩で発散したの。」
虎「ごめん」
「話してしまった事実は変わらない」

虎に悪態をついてると智君が入ってきた

「何？怒りに来たわけ？」
智「違う。謝りたくて」
「ごめん。その言葉で何が変わんの？もう、知られてしまった過去。その事実は変わらないんだよ。貴方は謝ってスッキリしたいだけだ。」

あぁ、俺って子供だ
謝ってスッキリなんて考えてないだろうに
結局俺はまた貴方達を傷付ける。
素直になれない