叫び(シェアハウス) 5 (ページ26)

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不安定ページ26

シルクside

和さんが不安定だ
そう、感じてるのは俺だけじゃない
玄関で音がすれば玄関まで行く
寝る時も自室じゃ無くて翔の部屋
翔は、当分帰ってこないし
5人が一緒の収録の日は、無いし(今の所)
翔が家を出てもう、１ヶ月
俺が誰かと電話してれば…

和「翔ちゃん？」

って来るくらい
クマは抱き締めたまま
そろそろ手を打たないと

「和さん、気晴らしに散歩行きましょうか」
和「どこに？」
「決まって無いですよ」

雅「行っておいで？」
潤「クマは置いてけよ？」

和「翔ちゃんの…」
「はい、行きましょうね」

俺は和さんの手を取り家を出た
外の天気は心地良かった
和さんは相変わらずどんより

和「暖かいね」
「そうっすね」
和「翔ちゃん、焼けてないかな」
「真っ黒になってたらどうします？」
和「絶対笑っちゃう」
「笑っちゃいますね」

そんな、話をしてたら、前から男が歩いてきた
俺達は変装？してるし
少し警戒してると…

記「○○雑誌の記者なんですが…お話宜しいですか？」

なんで記者が？
俺は和さんを弟風にして承諾した

記「最近ここら辺に嵐が居ると思うんですが、知ってます…よね？」

「なんで、確定なんですか？嵐が来てるなら俺も会いたいですね。大ファンなんで」

記「隣にいる方…二宮さんにそっくりですが」

「俺の弟ですが、ニノにそっくりとか、すげぇ自慢できます。母さんに言っとこ」

記(手強いな)

「終わったなら、もう良いですか？買い物頼まれてるんで」

記「待ってくださいよォ～君。Fischer'sのシルク君だよね」

「そうですが。何か？」

記「弟居たっけ？」

「居ますよ」

記「兄だけでしょ？嘘は通じないよ？」

「嘘じゃないですけど」

俺が睨むと少し怯んだ

記「じゃ、じゃぁ、最後に…嵐の櫻井さんの実家が極道って事知ってますか？(揺らぐだろう)」

「知らないですね。だとしても、俺は嵐が好きです」

記「でも、極道ですよ？」

「これ、撮ってるんですよね？俺が何言っても違う風に書き換えられるんですよね。じゃ、言っても意味無くないですか？俺もYouTubeやってるんすよ。これ、音声だけでもあげますね。こんな、最低な記者の話…信じて欲しくないので…行くよ？健太」
和「うん」
「苦情が殺到するのが先か…どっちでしょうね。
どっちでもいいですが、俺は嵐さんの事を悪く言う様な人嫌いですね。俺自身が嵐さんのファンなので」

そう言って、和さんの手を引いて店に入った
これ帰ってから編集して出そう
1秒でも早く…