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ごめんなさい。 ページ5
報告書を提出するために閻魔庁を訪れた時の事。
「鬼灯様、このびょんびょん跳んでる可愛い毛玉はなんですか。」
そう聞いた私の手は白い毛玉の前足とハイタッチをし続けていた。
「そちら桃太郎さんのお伴だった犬のシロさんです。貴女より少し先輩として地獄で働いてます。」
こんな愛らしいもふもふが罪人を折檻してるのか。
「先輩なんですねぇ、シロ先輩。よろしくお願いします。」
頭を撫でながら言うと、シロ先輩は自慢げに鼻を鳴らした。
「任せてよ!よろしくな後輩!」
可愛い。
「そうそう。貴女今日は時間あります?」
「ありますよ。お仕事ですか?」
「似たようなものです。仕事が終わったらまた来てください。」
了承の意を伝えて退室した。
それにしても可愛かったなあ、シロ先輩。
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作者名:あやなし | 作成日時:2018年10月14日 23時