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ページ49

〇夏油傑

「、、、Aの黒髪によく似合ってるね。」
貴方の神を触りながら一言。別にどうしたの?なんて
聞く気は更々ない。貴方につらいこと思い出してほしくないから。
でも、やっぱり気になって。
「、、嫌じゃなければ、答えてほしい。」なんて言ってきます。
貴方が「死んだ家族の、大事にしてたものでさ、、」
ポツリ、ポツリと話していくと、
「、、、ごめんね、有難う。優しい家族だったんだね、」
否定も何もしない。ただただ頷く。大切な人に死んでほしくなくて。

〇乙骨憂太

「、、綺麗、」日常会話でつい出てしまった。
貴方が簪をどういう理由で付けてるのか知ってるから、
言わなかったけど。貴方が「、、憂太にそう思ってもらえたなら、嬉しいなぁ」
なんていうから。彼は少し涙ぐんで、
「、、、Aちゃんにそんなに思われてる家族さんに、、、
 会いたかったな、、」と。

きっとそんなに思われている家族は大切で、尊いものだったんでしょう。


〇狗巻棘

「いくら、、」貴方が簪を日常で使っていることに疑問を持って
 なんで?と聞きます。貴方につらい思いをさせたいわけじゃなかった。
「、、こんぶ、、しゃけ。」聞いてごめんね。似合ってると思う。
 思ってることを全部ありのままで伝えてくれる彼は、
やっぱりちょっと優しすぎる。









▼どうでもいいけど今日母と買い物に行って
 母が迷子になってました。私も迷子になりました。
 百均ですよ?田舎の。
 だから私はあんまり買い物に行かなんだよなぁ、、

貴方だけに→←●形見



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:381 | 作成日時:2021年1月18日 1時

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