中王区No.1ホステスは壁の外が見てみたいのさ！

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貴「ただいまーー！！」

伊「おかえりーー！」

観「おかえりなさい！」

おっ？この声は…。

貴「あぁぁぁ！！観音坂さんだぁ！」

観「やっと解放されました…」

こころなしか…隈がふえたような…。

貴「お疲れ様です！…急に出張なんて大変でしたね…」

観「いや…それなんですけど…実は僕から頼んだんです…」

貴「えぇ！？自分から！？」

伊「えっへん！…Aちんには内緒にしてたんだけど…」



ひふみの話によると、

私がここにいられる最後の日。
つまり７日目に、

神宮寺先生・ひふみ・観音坂さん・
私の四人で釣りに出かけようと、いつのまにかひそかに計画していたとか。
観音坂さんは、その日休みをとるかわりに出張を自ら申し出た…

ということらしい。

貴「そういうことでしたか…。なんだか私のために申し訳ないような…」

観「いやいや！！俺も、皆で釣り楽しみです！！それに…最後くらい…Aさんと一緒に過ごしたいですし…。」

伊「独歩、Aちんとの最後の日だけは！！！ってスッゴい顔で電話してたもんね〜」

観「っおい一二三！！恥ずかしいからやめろ！！////」

貴「…嬉しい！」

観「え？」

貴「ありがとうございます！！」

おもいっきり抱きつくと、観音坂さんはめちゃくちゃ照れた←

観「うわっ！！…ちょ////Aさん！？」

伊「もぉー！その前に！！明日は俺っちとお仕事だかんね！！」

口をとがらせるひふみに、やりなれたウインクを返す。

貴「忘れてないよ！……よーっし！はりきっちゃうぞ！！ひふみより売り上げだしてあげる♪」

伊「おっ！言ったなぁー？…俺っちだって負けないかんね！」

ハイタッチをかわす私とひふみを見て、観音坂さんは眉をさげた。

観「心配だな…二人ともお酒は、ほどほどに…」

伊「分かってるって♪」

観「全く…お前はいつもそう言って…はっ！もう時間過ぎてるぞ！！」

伊「いっけね！仕事仕事…じゃあ、いってきまーす！」


貴&観「「いってらっしゃい！」」







ひふみをみおくって、観音坂さんに横浜での話を少しした後、

明日にそなえてはやめに床についた。

貴「今日で５日目か…。」

楽しい時間は、はやく過ぎるって本当なんだな…。

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