【ヒプマイ】最近の高校生はませガキなようで＿２＿ (ページ6)

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マセガキ＿53＿【観音坂独歩】ページ6

布団も取り払われたそこはもう明らかな欲の証がありありと存在を主張しており、先程の刺激が残っているからか天井を向いたそれは先走りの液を僅かに垂らしながらふるふると震えていた。

「ぁ…ちがっ…うんです…これはｯ…」

それを見て頬を紅潮させる俺と目を細めたAはクスクスと笑いながらTシャツを脱ぎ、少し長めの前髪をぐしゃっとかきあげる
自分の男って贔屓目を抜いてもその仕草と姿はとても扇情的で、世の女達が見たら全財産を捧げてでも夜を共にしたいくらい魅力溢れる男なんだろうと思う

でも生憎、今のAの愛情を全て受け止める権利があるのは俺だけだ、と思う自然に頬が緩んでしまう

『照れたり笑ったり忙しい奴だな』
「なにか…特別感があって…」

頬を赤くするとAは抱きついてきてまた激しいキスの雨
さっきよりも激しいそれに酸素が足りなくなるが、息苦しさよりも厚で熱いAの舌に激しく口内をかき回される快感の方が上回って呼吸よりも酸素よりAを求めてしまう
首に腕を回して、Aとの距離を縮めるべく更に抱いて、隙間なんてこれっぽっちもないくらい抱き合って、呼吸も忘れそうなくらいキスをする

それから少しして唇を離せば、2人の唾液で濡れた唇もそのままに話し出す

『特別も何もお前は特別抱いてやってんだよ』
「ん…そんなこと言ってくれるのAさんぐらいだけど…その……求める限りはこの先ずっと……」
『俺の男ってか？可愛い事言うなよなぁ…』

まるで少し照れくさがっている少年のように無垢な顔して言うAに胸の高鳴りが加速していく
俺はいつかAさんへの愛に溺れて死んでしまうんじゃないか

そんな甘ったるいドラマのような会話のあと、すぐさま再開された愛撫、さっきと同じように胸を弄られ舐められたあと、胸の突起を散々弄っていたその唇が首筋まで上がってきて丹念に舐め上げてくる

「ひっぁ……ァ…ｯんぁ…」

俺がそっちに意識がいっていると空いていたAの右手がガチガチになって更に液で先が濡れている俺のモノに手を伸ばしてきた
絶妙な力加減で俺のを握り、親指で濡れた先を、人差し指でカリとまわりを擦るように触る

「んうっ……！ひゃぅう…！」

『敏感な奴……溜まってんのか？』
「んぁ…！先ぃやｯ…！…、だぁ…ｯ…」

『そういう煽り…やめろって…』
俺のモノが痛いくらいに感じるのと比例するかのように熱を持っていくAの声