マセガキ_71_【山田一郎】 ページ24
そう言われ大人しくベッドに腰掛ける
隣にAが座ってくる、フワッと俺らがいつも使っているシャンプーの匂いがした
『緊張してんの??』
「まあ、そりゃあ…」
『まぁ…安心しなよ、ゆっくりするから』
Aは一郎をベッドに押し倒す
見下ろしてくる少し楽しそうなAの顔をみて、一郎は再度腹をくくった
一郎の頭の中は方向性の確認で頭がいっぱいであった。この短時間で考えた案は次の3つだった
基本はAに任せる、抵抗しない、次に
絶対に声を出さない
この際気持ちいいや痛いとかそういうのは関係なしだった、Aに嫌われない事が彼の中では最も重要であった
一郎は目を閉じ、決心したように固く歯を食い縛った
_______
____
くちゅ、くちゅと水音が小さな部屋に響く
Aは液体を使って、一郎の後孔を慣らしている
『一郎、辛くない?』
指を三本に増やしたAが一郎に声をかける
うつ伏せになり、腰だけを高く上げた状態の一郎が、コクコクとうなずくのだけがわかる
そんな一郎の様子に、Aは違和感を覚えた
一郎、初めて会った時より全然声出さないな…
身体が震えたり跳ねたり、前も萎えてはいない確かに反応はあるのだが、先ほどから一郎は全く声を出さない
問いかけにも首を振ったりうなずいたりしかしない
数日で体に慣れさせたのか…でもあの敏感度でこんなに声を出さなくなるものなのか?…
一郎の喘ぎ声…可愛くて好きだったんだがな…そうだ…
思考を巡らせたAは中を広げる指の動きから、ある場所を探す動きに変えた
触るとビクッと一郎の身体が跳ねるしこりを見つけた
『…みっけ』
もう一度強くしこりを抉る
「……ッーー!!」
一郎の身体が大きく跳ね、声を噛み殺すような息が聞こえる
ぎゅっとシーツを掴み、頭を枕に押し付ける一郎に覆い被さり、Aは中を擦りながら耳元で囁く
『なあ、一郎気持ちいい?』
真っ赤な一郎の耳にAは楽しそうにキスを落とす
それに対し一郎はそれ所ではじゃなかった
「なんッ…だょ……これッ…、こんな…気持ちいいなんてッ…きぃて…なぃ……腹んとこッ、…押されると、…変ッ…、これ、やばぃ……」
必死に唇を噛みしめ、声を圧し殺す
絶対、変な声が出そうになるのを必死で枕を押し付ける
聞かれたら死ぬ、痛いくらい強くシーツを握り、中で疼く指から無理やり意識を反らす
耳で囁くAの声は、唇の痛みで吹き飛ばす。
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屑 - すごい大好きです(/'')/更新まってます!! (2021年4月9日 22時) (レス) id: 9d80137707 (このIDを非表示/違反報告)
白虎(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2021年3月5日 22時) (レス) id: b6500f375f (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん - 頑張ってください!更新待ってます! (2021年2月27日 17時) (レス) id: c63af39f09 (このIDを非表示/違反報告)
マリー - がんばってください!!! (2021年2月14日 22時) (レス) id: 8ffd0aa4cc (このIDを非表示/違反報告)
マリー - 更新待ってます!! (2021年2月14日 22時) (レス) id: 8ffd0aa4cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミカン | 作成日時:2020年10月29日 22時