えっとライバルですけど……???4【wrwrd!】 (ページ4)

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次はロボロだった。

おおおおお。チビ頑張れよ

ロボロも順調に走っていって
紙をとった。

rb「生徒会長コオオオオオオオオオオオオオオイ!!」

またまた私が呼ばれたので
仕方なくついて行った。

まあ、断然一位。
なんかつまんねぇな！

「おめでとうございます！お題は何でしたか？」

rb「自分の中での恩人です」

「ほう…Aさんは今日たくさん皆さんに連れ回されそうですね!!」

『あはは…もうやめてください』

みんな笑ってるけど
ほんとに辛いからやめろ!!

sho「2回も走らされてんのwww」

『もー、やだよ…』

rb「ごめんなぁ…」

『いや、いいけど…』

最後のレースは兄さん。

pe「うわっ!!」

兄さんはコケた。

『ちょっ、にいさぁぁぁん！』

pe「ごめっ！」

すぐ立ち上がり
紙を取りに行く。

pe「！A！」

『ぁぁぁぁぁぁぁ、またぁ…???』

pe「うん！」

兄さんについて行くと
2位だった。

1位の人は大好きな教科の先生。

pe「俺のお題見る？」

『あ、うん。』

ぴらりと見せてき紙には
"人生でもっとも楽しませてあげたい人"
と書いてあった。

『…兄さん』

pe「えっへへ！」

『…ありがとうね』

pe「おう！」

私は本当に幸せものだと思う。

＿＿

最終競技、対抗リレー
最後の順番が回る。

私の前は兄さん。

pe「Aｯｯｯ!!」

『分かってる!!』

私はバトンを受け取ってから、
すぐに走り始めた。

『(急げ急げ急げｯｯｯ)』

自分はできる限りの速さで
走った。

sho「A、いけぇぇ!!」

その声とともに私はゴールした。
＿

「勝敗は」

「黄色チームです!!」

『！』

黄色チームはその瞬間
わぁっ！と盛り上がった。

sho「やったやんAｯ！」

『っ。うんｯ、うんｯｯｯ!!』

ri「やったね姉様！」

私は泣きながら皆に
やったね、頑張ったねと励まされた。

校長「おめでとう」

『ありがとうございます』

私はトロフィーを受け取り、
定位置へもどった。

『(これで死ぬまでの目標も)』

あ。

まだあった。

『(皆と卒業する)』

あー。
やばいなぁ。

まあ、行けるのかな。
行けるとしたら
嬉しいけど。

『(行けることを願おう。)』

そうして体育祭は幕を閉じた。