えっとライバルですけど……???4【wrwrd!】 (ページ5)

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入院ページ5

『ｯ…』

sn「つらい…よね」

『…ぺしｯ……、やだ、死にたくなｯｯｯ』

sn「ごめんね、我慢してね…」

私はあれから1ヶ月。
体調が急悪化し入院中。

今は体調が最も悪くなり
激痛に襲われている所を
ペ神が支えに来てくれた。

兄さんやレイアは
学校で忙しく
ウィリアムも仕事で忙しいため
毎日のように来てくれるのが
ペ神だった。

仕事は？と聞くと
兄さんがやってくれてるから大丈夫
と微笑んで言ってくれる。

『痛いぃｯｯｯ!!いやぁぁぁぁｯｯｯ!!』

sn「あとちょっとやから…、ごめんなｯ…ごめん…っ」

私の頭を肩に置いて
ただずっと抱きしめてくれる。

私は痛みによる生理的涙が
流れて止まらない。

ずっともがき苦しんで居ると
バンッと扉が開いた。
そこには

pe「Aｯｯｯ」

ri「姉様！」

2人と

sho「Aっ…」

涙を流すシャオちゃんが居た。
それより私は痛くて痛くて仕方がなかった。

『ぅうううｯｯｯ!!』

sn「！ぺいんとさん、ゴミ袋頂戴」

pe「はいっ」

そうしてゴミ袋を渡される。
そうして私に渡された瞬間
私は喀血した。

喀血したおかげかすこし
気が楽になった。

sho「っ…俺に出来ることはっ」

sn「手を握っててあげて欲しい」

sho「！それだけじゃなくて他にっ！」

sn「彼氏なら、Aの望みを聞いて欲しい」

そう、私は
数十日前望みを言った。

＿＿

『最近シャオちゃんと会えてないから会って一回でもいいから手繋ぎたいな』

＿＿

ペ神はそれを
叶えさせてくれようとしていた。

sho「………っわかったよ」

そうして恋人繋ぎをしてきて
シャオちゃんは目をつぶって

sho「はよ痛み引いてや…」

そのシャオちゃんの言葉と共に
痛みは引いていった。

『ふーｯｯｯ……ふーーｯｯｯ』

息はまだ荒いけど
先程よりも全然マシだった。

sho「Aｯｯｯ」

シャオちゃんはペ神と代わり
私に優しく抱きついてきた。

sn「……2人っきりの時間作ろうか」

そうしてペ神は
レイアと兄さんの背中をおして
病室を出ていった。

『ふー……ふーっ……』

行きも落ち着いてきて
シャオちゃんの顔もよく見えるようになった。

sho「今まで気づけなくてごめんッ」

『……ううん、…い、いの…』

私はあなたが居るだけで
嬉しいから

まだ瞳に溜まっていた涙を頬に流し
そういった。

シャオちゃんはへへへと笑い
私に顔を近付けて"前世"の時のように

ちゅっと優しくキスをした。
今世での彼とのキスは
少ししょっぱいけれど
どこか甘かった