あいつが「何か」をするようなので、私もそろそろ「何か」をしようと思います。【高尾和成】 (ページ8)

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何かの七話ページ8

高「っ～!!痛ーよAﾊﾊ」

そうだ......私高尾の頬叩いたんだ.....

何で？叩いたのに何時もと同じ表情、接し方......何で?何で怒らないの？

貴「何で、何時もと同じ接し方なの？怒ってないの？殴ったのに.....」

すると高尾は、

高「だって俺の言動に怒ったんだろ。俺の正じゃん？」

はっ.....？

貴「じゃあっあんたは私に叩かれて当たり前だと思ってんの?馬鹿じゃないの!?これで話が済むと思う？思うわけないじゃん!!」

高「そんな事は、思ってないよ。こんな事をした俺が悪いから叩かれて当然だと思うだけ。だから俺は怒ってない。それに俺の浮気は、ただAに嫉妬をしてほしいだけのちっぽけな作戦。それだけどAは、気にもしないで何時もと同じで、あの時だって俺が女の子といても顔色一つ変えないで何時もの接し方.....いつの間にか俺はさ.....」

嫌.....

言わないで.....

答えは、知ってる.....だから!!もう聞きたくないの.....

ノイズ混じりに聞こえるその声は、こう言った.....

高「Aの事を何も思わなくなったんだ.....」

って........